金融危機は経済的なパールハーバーだ!
ハワイのパールハーバーは、アメリカ優位の世界構造が大戦後に生まれる起点でもあった。 |
経済的なパールハーバーとは・・・いったい何を意味しているのでしょう。
パールハーバーとは、もちろん1941年の真珠湾攻撃のことで、日本海軍が日曜日のハワイオアフ島真珠湾にあったアメリカ海軍の太平洋艦隊と基地に対して行った奇襲攻撃です。
油断していたアメリカ軍は大きな損害をこうむり貴重な戦闘能力を喪失。世界史的には、この攻撃によって第二次世界大戦は地球規模の戦争へと拡大したのです。
日本軍による本土攻撃の恐怖を感じるほどにアメリカ人にショックを与えた戦闘でしたが、その後再建されたアメリカ軍は、逆に日本に本土攻撃を加えて、原爆投下により無条件降伏を引き出し、戦後の新しい世界構造の中で覇権を握るようになります。
つまり、バフェットが「パールハーバー」というたとえで表現している危機の様相は次のようなものであったと想像できます。
・奇襲的な危機であった
・地球規模の混乱のキッカケとなった
・次のステップに進むために乗り越えられるべき障害であった
・アメリカはもう一度覇権を手中にする
この金融危機の中で、バフェットは何をしたのでしょう。詳しくは次のページで!