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投信界に新風?ついに登場!30年ファンド(2ページ目)

長期投資の良さがなかなか根付かないこの国ですが、30年という超長期を掲げたユニークな投資信託が登場しました。独立系投信の登場は日本の金融業界に新風を吹き込むことでしょう。

北川 邦弘

執筆者:北川 邦弘

はじめての資産運用ガイド

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銘柄選択の視点

もっとも注目される投資対象ですが、「国内外の株式30銘柄程度」とうたっていますが、現在のところは国内企業のみに投資している模様です。国外企業への投資は次の課題といったところでしょうか。銘柄選択の視点として次のようなコメントがホームページに載っていましたが、これもなじみやすい感覚です。

銘柄選択の視点
エーザイ:患者家族まで心を配る徹底したステークホルダー経営。世界的な競争力のある創薬会社であり、企業理念を定款にまで載せたり、役員選任理由を明確にした200ページの株主招集通知を作るなどガバナンスの基本観がとてもしっかりしており感動しました。
コマツ:世界のインフラを創る日本のモノづくり力&IT力。多角化の失敗から学ぶ姿勢、キャタピラーに並ぶ競争力、それを支えるコマツウエイ(文化)、建設機械をインターネットに繋ぐ新しいビジネスモデルにぐっと来ました。
資生堂:銀座もアジアも美しく。巨大市場の中国、アジアで認められた美の感性、アジア人の肌を知り尽くした技術、おもてなしの心(接客力)に強く惹かれました。
トヨタ:圧倒的な「KAIZEN力」、世界に誇るビジョナリーカンパニー。求心力と遠心力、攻めと守りなど、どちらか(or)でなく両方(and)で考える人材を育てる力に強さを感じました。
任天堂:日本のコンテンツ力で世界を笑顔にする会社。世界中のリビングに笑顔を輸出。カリスマ経営者から若い優れた経営者へのバトンタッチの数少ない成功例としても素晴らしいと思いました。
(以上、コモンズ投信のホームページより引用)

洗練された方針と分かりやすい銘柄選択、そして注目されるもう一つのワケを3ページでご紹介します。
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