■20人に1人は来年には転職している!
新聞を読んでいたらなかなかおもしろい記事をみつけました。転職を希望する理由第1位は「収入が少ない!」というもの。総務省の統計だそうです。さっそく、総務省のHPをのぞいてみました。「2002年就業構造基本調査」という統計だそうです。
(生のデータは→ http://www.stat.go.jp/data/shugyou/ で見られます)
この調査、5年おきに実施されているそうですが、大きく前回から変化した項目として「転職率の上昇」と「転職希望者が増えている」ことが指摘されています。
男性の転職率は4.4%、女性は6.3%です。ざっくり20人に1人は来年別のオフィスで働いているイメージです。若年層での転職率はこれを大きく上回っています。具体的にはこんな感じです。
20歳代前半 男性12.7% 女性15.4%
20歳代後半 男性 7.3% 女性10.3%
30歳代前半 男性 5.3% 女性 8.1%
20歳代から30歳代前半にかけては、転職を希望する者も多く、またこれを受け入れる転職市場があることも伺えます。一方で、「でもそれってガマンが足らなくて転職しているんじゃないの?」という声も聞こえてきそうです。そこで、次に転職を希望する理由について見てみました。