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投資7つの反省で狼狽売りに喝!(4ページ目)

ちょっと株価が乱高下すると狼狽売りしては損を重ねているあなた。7つの反省で、もっと賢い「オトナの投資家」を目指してみませんか?

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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反省7●特定の個別株式の投資割合が高すぎた!

もし、特定の個別銘柄に投資しすぎていたせいでパニックになった人は反省をしてください。たとえば、100万円を証券口座に入金していたとして、そのうち50万円をひとつの銘柄(たとえばライブドア)に投資していたとしたら、あなたは特定の株式に大きく依存する運用をしてしまっている、ということです。

運用資産のほとんどを特定の銘柄に投資する(突っ込む)と、その銘柄の値動きに資産全体の値動きが大きく左右されることになります。要するに振り回されるわけです。値上がりしたときの利益は大きくなりますので、運用必勝本などでは集中投資を勧める例が多いのですが、値下がりしたときは目も当てられないことになります。あなたは、それだけのリスクをちゃんと認識していましたか?

これを避けるのは簡単です。銘柄を分散させて投資することです。1社だけではなく2社以上に投資をしていればずいぶん状況が違ってきます。また、複数の銘柄に投資する場合には違った業種に振り分けることも大切です。たとえばIT系企業と自動車メーカーのように違った会社を買っておけば、値動きはずいぶん安定してきます。新興市場と東証一部の企業を組み合わせておくのも1つの方法です。

投資金額にもよりますが、全体の3割以上をひとつの銘柄が占めるのはあまりいい状態ではないと思います。その会社の株が暴落したとき、資産全体へのインパクトが大きすぎるからです。できれば個別の銘柄の運用割合の上限は1割ぐらいにとどまるように工夫をしてみてください。仮に1割の株が紙くずになっても資産全体では?10%ですむ、というわけです。(ちなみに、投資信託や年金運用ではひとつの銘柄が5%を超えることはほとんどありません)

→まとめ「反省」を活かしてオトナの投資家になろう
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