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投資7つの反省で狼狽売りに喝!(2ページ目)

ちょっと株価が乱高下すると狼狽売りしては損を重ねているあなた。7つの反省で、もっと賢い「オトナの投資家」を目指してみませんか?

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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反省5●リスク許容度の割に運用割合が高すぎた!

あなたの「運用割合」はどれくらいでしょうか。簡単にいえば、あなたの全財産に占める株などの割合です。たとえば400万円の財産を、定期預金100万円、株式300万円と振り分けているのであれば運用割合は75%ということになります。

この運用割合をどれくらいにするかは一人一人の事情により異なります。ライブドアショックでパニックになった人はこの運用割合が、自分にちょうどいい割合よりも高すぎたのではないでしょうか。

運用割合そのものを低くしておけば、どんなに大きく値下がりしても全体へ与える影響は小さくてすみます。要するに400万円を株式100万円と預貯金300万円に振り分けておけば、どんなに最悪でも300万円(全体の75%)は残るわけです。一日で10%株が下落したとしても全体では390万円ですから全体でのマイナスはわずか2.5%ですみます。特に投資を始めたばかりの人ほど運用割合を低くしておいたほうがいいわけです。

運用をするときは儲かることを期待してしまい、下落時の覚悟ができてない人が多いようです。運用をするときはむしろ下落時を想定し、価格の変動を受け入れられるくらいの運用割合を心がけておきましょう。年率で30%くらいの下落は覚悟できる運用割合を考えたいものです。

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