正社員でないと結婚できない理由~3つの仮説
まずは、正社員でないと結婚に踏み切れない理由について3つの仮説を立ててみました。それぞれ考えてみたいと思います。仮説1)正社員と正社員でない人の間で社会評価の格差があるため
仮説2)正社員と正社員でない人の間で結婚の機会に格差があるため
仮説3)正社員と正社員でない人の間で経済格差があるため
仮説1)正社員と正社員でない人の間で社会評価の格差があるため
「この人と結婚したい」という相手がいても、親に挨拶するときに正社員でないと嫌がられそうな気がします。正社員でないと社会的には一人前と認められない、という因習の存在が結婚に踏み切ることを回避してしまう理由のひとつとしてありそうです。正社員だから雇用も安定だし将来も有望というのは今どきナンセンスだと思いますが、面倒なハードルであることは間違いないでしょう。親もそう考えているし、本人もそういうものだと思いこんでしまう。心理的なハードルがそこにあるわけです。
仮説2)正社員と正社員でない人の間で結婚の機会に格差があるため
結婚するには交際相手が必要なわけですが、交際相手を得られる機会の差が正社員と正社員でない人の間に違いがあるのかもしれません。正社員のほうが勤務時間や休日が定期的になるので、誰かとつきあうチャンスを得る余裕もありそうです。相手を探す時間を作るだけでなく、交際する時間を作るのも正社員のほうがありそうです(絶対的な時間は正社員でない人のほうが多いかもしれませんが)。ただ、これは公的な統計で明らかにするのは難しそうです。もしかすると、「結婚したい」という意欲そのものについて正社員とそうでない人の間には違いがあるかもしれません。
仮説3)正社員と正社員でない人の間で経済格差があるため
最後の仮説は経済的な問題です。交際を続けるのにもお金がかかります。また結婚するとなれば新生活のスタートにお金がかかります。その後の生活だって二人分の生活を支える収入がなければやりくりできません。もちろん、リーズナブルに交際をしたり新生活をスタートさせることは可能でしょうが、ゼロというわけにはいきません。こうした経済的基盤が作れないため、彼氏ないし彼女のほうが結婚を躊躇し回避してしまうのではないでしょうか。
(仮説2)については、正社員でも交際相手を探すことをしない人がいますので、そう一概に言えないような気がします。私の周囲にも多いですね。
(仮説1)についてはある程度当てはまるのではないかと思います。実際、私の周囲にも、ちゃんと稼いでいるのに正社員じゃないからと結婚を躊躇する人がいます。
しかし、もっとも大きい要因は(仮説3)のような経済的な問題ではないでしょうか。少し経済的な問題を考えてみましょう。本当に正社員じゃないと結婚できないのでしょうか?
→正社員じゃないと結婚できないのか?