つまらない2:中古を最大限活用し、古いものを長く使う
「つまらない人」は中古を上手に生活に取り入れます。また、簡単に買い換えをせず古いモノも大切に長く使います。「新品」は新品であるがゆえに値段が高くなります。モノにもよりますが値段の2~3割は「新品料金」だと思ってもいいくらいです。逆にいえば中古に目を広げることができれば「2~3割、節約ができる」ということになります。「つまらない人」はそれを知っていますから、中古を上手に活用してお金を貯めることができるのです。
「もったいない」が最近世界の合い言葉となっていますが、もともと日本では中古の市場は整備されていました。今でも中古を利用するチャンスはたくさんあります。着物なら古着市があります。車なら中古車センターがあります。不動産でも中古の物件がたくさんあります。それぞれ、中古商品の状態についてきちんと品質管理をして値定めをしています。傷があるものは安く、きれいなものは高くなりますし、それらの情報もきちんと開示されます。それぞれインターネットの検索も活用すればほとんど全国の中古市場から情報を収集することができます。
さらに個人が出品するようなフリーマーケット、ネットオークションなんかも活用できれば中古の市場はほとんど無限です(最近ではショップが新品を出品する場合もありますが)。じっくりとねばり強く調べていけば、驚くようなものが意外な安さで手に入ることがあります。
「初めての買い物」は特に、中古を活用するべきだと思います。免許を取ってすぐ、新車を買ったら10日もせずにこすってしまった、なんて話はよくあります。値段も安い中古で慣れていけばいいのです。新品を買うのは「新品の商品の価値」を理解できるオトナになってからでも遅くはありません。新品でなければいけない理由が信頼性や耐久性なら仕方ありませんが、プライドや見栄なら中古を一度考えてみてはどうでしょうか。
また、古いものを大事に長く使うことも大切です。別に買い換える必要がないものを買い換えてしまう人は、いつまで立ってもお金が貯まりません。致命的な故障が生じていたり、決定的な機能の変化がある場合は別ですが、実は「今のまま」で困らないことも多いのです。買い物のときには「これって、もったいなくない?」と自分に一度問いかけてみてください。
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