つまらない7:クレジットカードは一括払い以外使わない
「つまらない人」はクレジットカードを極力使わないようにします。あるいは使う場合も一括払いにこだわります。大きな買い物をしたときも分割はしません。分割払いやリボ払いは私たちにとってとても便利なシステムです。大きな買い物をしても一回あたりの負担を減らすことができますし、リボ払いですと借入残高が数十万円あろうと毎月の負担は1万円程度ですみます。ところが我々の便利は金融機関の儲けに他なりません。
2回以上の分割払いをすると、年率にして10%程度の分割手数料が私たちにかかってきます。10万円の買い物も支払総額は11万円になる感じです。トクであるはずがありません。他店より1000円安い買い物をしても、分割払いで台無しになるわけです。リボ払いはもっと最悪です。借入残高全体について利息がずっとかかり続けてきますので、10万円の買い物は11~12万円になったりします。途中でまたリボを使えば金利はまた上がります。便利の代償に支払うコストは高いものになるわけです。
また、分割払いやリボ払いは衝動買いともつながってしまいます。「毎月の負担は○万円だから」と言い訳をして、衝動買いを許してしまうわけです。前回も述べましたが「つまらない人」は衝動買いをしなくても満足できる買い物をするのです。
一括払いか現金払いしか選択しない生き方をしていると、今あるお金の範囲でやりくりする癖が身に付きます。大きな買い物については事前に積み立ててから買うようにすれば、計画性も身に付きますし、金利もかかりませんのでおトクです。
そしてこうした生活を続けていると気持ちが「スッキリ!」してきます。宵越しの借金がないと同じ空を見上げても気持ちよさが変わってくるのです(本当です。ぜひ一度お試しを!)。つまらない人ほどスッキリした生活ができるし、つまらない人ほどお金にムダのない有利な生活ができるというわけです。
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