貯蓄/貯蓄する基本の方法

つまらない私だけが最後にお金で笑う!(3ページ目)

つまらない私だけが、最後にお金で笑う! そんなテクニックをお教えします。今回は銀行のキャッシュカード、クレジットカードとのつきあい方です。「つまらないほどお金が貯まる」!

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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つまらない6:お金をおろすときは少なめにおろす

「つまらない人」はATMからちびちびお金をおろします。そのほうがお金を無駄遣いしなくてすむからです。財布はいつも軽い生活をしています。

お財布に、たくさんお金が入っているのは気持ちがいいものです。気持ちがいいとついつい財布のひもも緩みがちです。結果的にまたすぐにATMでお金を補充することになってしまったりします。繰り返すようではお金は貯まりません。

今はいろんなところにATMがありますし、クレジットカードを使える場所も多いですから、どうしてもお金が必要なとき、おろす場所に困ることはほとんどありません。逆にいえば手元にどうしてもお金をもっておく必要はないということです。むしろ盗難にあえば現金は全部なくしてしまうおそれがあります。自分の生活圏内にあるATMを把握しておき、ATMと仲良しになるといいでしょう。

そして、お金をおろすときは少なめにおろします。たとえば「今日は2万円おろそうかな」と思ったら「8割の1万6千円だけおろそう」と考えます。9割ですとあまり違いが出ませんし、7割だと少なすぎることもありますので、8割がいいと思います(これは私が試行錯誤してみた結果なので自分によい割合を探してもいいでしょう)。

私も昔はなかなか貯金できない生活でしたが、このやり方で貯められるようになりました。「たかがそんなことで貯まるわけない」と思う人はぜひ一度チャレンジしてみてください。毎回数千円少なくおろしても、おそらく生活にはほとんど影響がないはずです。軽い財布で暮らしても本当に必要なものは買うでしょうし不都合もあまりないはずです。

もし、そうした生活を1カ月続けることができれば、あなたの口座には給料の2割が残ることになります。そこまでうまくいかなくても1割くらいは残るかもしれません。1年間をこのペースで続けて、年収の1割を貯金できればしめたもの。あなたは「つまらないやり方で数十万円貯める人」の仲間入りです!

もちろん、その分は貯めておかないとダメですよ。給料日の前日に使い切ってしまうことのないように!

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