つまらない5:ATM手数料は払わない
「つまらない人」はATM手数料を絶対に払いません。ATM手数料を払うことはムダでしかないと知っているからです。ATMはたくさん増えました。今ではコンビニや駅のコンコースなどにコンパクトなATMが設置されていますので、銀行の支店に立ち寄らなくてもお金をおろすことは簡単です。
利用時間も拡大しました。かつては平日の9時から午後6時までしか使えなかった機械がほとんど24時間利用できます。便利な世の中になったものです。しかし裏返せば便利の代償としてコストがかかります。
ほとんどの人はATMのコストを気にしていません。しかしこれだけ金利が低い中、ATM手数料はとても高いものです。0.2%の金利でも10万円につく利息は1年あたり200円です。税金が引かれるとなんと手取りは160円! 土曜日にATMをたった一回使えば210円とられるわけですから、銀行とあなたの関係において、あなたが有利になるためにはATM手数料は払っていけないことが分かります。
まず、第一の対策としてはATM手数料のかからない時間帯におろすことです。ATM手数料がかかるのは「時間外手数料105円」「夜間手数料105円」「他行手数料105円」などです。つまり、休日の夜中にコンビニのATMでおろすのが最悪の無駄遣いというわけです。日中に支店のATMを利用するだけでこうしたムダはほとんどなくすことができます。
第二の方法としてATM手数料のかからない口座にする方法もあります。どうしても時間内におろせるとは限らない場合、ATM手数料がかからない口座にすればいいのです。都銀の多くは給与振り込み口座等を優遇するサービスを用意しており、条件が合えば簡単な手続きでコンビニATMを無料にできます。利用できる人はすぐ手続きをするべきです。あるいは新生銀行や一部のネットバンクのように誰でも手数料無料にしている銀行を選ぶこともできます。ただし、無料になるコンビニが限定されている場合もあるので、それぞれのHPなどで確認をしておきましょう。
私もコンビニATMはよく利用しますが、ATM手数料は1円も払っていません。都銀のカードはポイントサービスで無料、新生銀行のカードはセブンイレブンで無料、ソニー銀行のカードはam/pmで無料、といった具合です。ちょっと考えるだけで、大いなるムダを排除することができるのです。
お金をおろすとき、彼女の前でスマートに見せたいからと近くのATMでおろすより、少し歩いてでも無料のATMでおろす方がかっこいいと思いますよ。もちろん、事前におろしておけば、もっとかっこいいですね!
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