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サラリーマン・OLとしてお金持ちになる!(2ページ目)

起業が全てではなく、会社員でもお金持ちになることは十分可能です。そのためにはどうすれば良いのでしょうか?一つの考え方をご紹介します。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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大好きなことを仕事に選ぶ

仕事に一生懸命取り組むことは、自己成長とお金の両方を手に入れられる
いろいろな仕事をしながら、でもいつも心のどこかに「これは私の本当の仕事じゃない」と思っている人は多いと思います。

日曜日の夕方ごろから「あー、明日からまた1週間仕事かあ」と憂鬱になったり、月曜の朝は気が滅入ってなかなか起きられなかったりという人もいるかもしれません。会社の終業時間が待ち遠しいという人は大勢いるでしょう。

おそらくそういう人は、仕事に充実感を感じていない、あるいは今の仕事が好きになれないのだと思います。もちろん組織の一員として働く以上は、やりたくない仕事をしなければならないことや、嫌ことも大なり小なりあるのが当然です。でもそういう気持ちを持っていると、自分の本来の力を発揮できないものなのです。


興味は集中と創造性への原動力

仕事に興味や関心を持てなければ、集中力を発揮できませんし、新たなアイデアを出そうとか、他の人がやらないのなら自分がやるぞ、というモチベーションも起こりません。そうすると、当然のことながら、時間を忘れて嬉々としてやっている同僚とは、数年経てば成果や能力に差が出るのは当然ですよね。

自分の好きな仕事、自分が提案した仕事、あるいは責任と権限を与えられた仕事などでは、人は驚くほど力を発揮でき、成長するのです。

「この道で生きていこう」という仕事を見つけられたとき、あるいはそう思えることの幸福感、迷わないで進んでいくことのできる満足感は何ものにも代えがたい気持ちです。


好きな仕事かどうかは、一生懸命やってみないとわからない

今の仕事が好きじゃないなら、あるいは成果と収入が全く連動しておらず、明らかに会社に搾取されていると感じるなら、さっさと転職してしまうのも一つの手です。しかし、収入だけで仕事の充実感や自己成長が決まるわけではないので、実際にはそう簡単に仕事を変わることはできないかもしれません。

ではどうすればいいのでしょうか?

月並みですが、どんな小さなことでも、まずは目の前の仕事を一生懸命やる、ということです。なぜなら、自分に与えられた小さい仕事もきちんとできない人に、より重要な仕事がまわってくることはないからです。

重要な仕事に関われないと、周囲からの期待も、出せる成果もそれなりです。結果として職位も収入も頭打ちになってしまいます。例えばあなたが重要な仕事を任せたい部下や後輩とはどんな人でしょうか。やはりやる気があり、どんな仕事でも一生懸命取り組む人ではないでしょうか。いくら能力があっても、手を抜いたり不平を言ったりグチをこぼしたりする人に、大事な仕事を任せようとは思わないはずです。

そう、目の前の小さな仕事にも一生懸命で、しっかり成果が出せる人が、より大きなチャンスを手にできる可能性が高いのです。


納得できる成果が出るまでがんばってみる

若いときや経験の浅い仕事をするときは、一定の成果が出るまでやり続けることが大切です。なぜなら私たちは、成果が出れば自分に向いている仕事だと感じるからです。逆に成果が出なければ、自分には向いていないと感じます。

だから成果が出ないからといってすぐにあきらめ「この仕事は自分には向いていない」と職を変える人は、自分に向いている仕事には永遠に巡り会えないことになります。でも成果なんて、そんなに簡単に出るものじゃない。だから「石の上にも3年」と言われるのですね。(もちろん、努力の密度によって異なりますが)。


サラリーマンの特権は、会社の金で勉強できること

「今の仕事は自分のやりたいことじゃない」、などと斜に構えて力を抜いている人はどこの世界にもいますが、とてももったいないことです。だって、会社のお金でいろいろ実験できるんですよ。失敗もできるんです。そして、そのデータや経験は自分のものになるんです。しかも給料までもらえる。

これがもし起業して自分のお金だとすると、なかなか思い切った失敗はできるものではありません。でも会社員だからできる。失敗してもゴメンナサイで済む。こんな恵まれた環境はありません。

僕自身も、ミニストップというコンビニの本部で働いていたときに、その素晴らしさに気づきました。そうすると、どんな仕事もやらされ感とは無縁になります。僕は朝から深夜までがむしゃらに働きましたが、それが今の僕のベースを作ってくれました。


会社は自己成長の孵化器

成功も失敗もたくさん経験し、その引き出しをいくつ持てるか。会社というのはその引き出しを数多く作ることができる最高の教育機会です。そういう意識を持って望めば何でもできるし、得るものが非常に大きい。上司の愚痴なんて言っている場合じゃないですよね。

しかも、会社にはいろんな人材がいます。優秀な社員も、特定分野でものすごく詳しい人も、変人もいる。自分より優れた能力を持つ人材のるつぼですから、派閥を作ったり部門間で利害衝突したりして反目し合うのではなく、積極的に他部署の人に声をかけましょう。


自分の可能性を広げよう

なぜこういうことを言うかというと、最近、会社の仕事をおろそかにして、投資に励んでいる若い人をよく目にするようになったからです。投資をするなというわけではないですが、20代では自分の可能性を広げられることに優先順位を置いた方が良いと思うのです。

投資はしょせん、金儲けの手段でしかありませんが、仕事は人間として成長できる手段です。今、財を成している僕の友人も、例外なく寝食を忘れて仕事に没頭した時期があるそうです。人間として自分の成長を実感できる、そんな仕事に巡り会うことが、最も優先順位が高いことのように思います。


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