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誰も知らなかったレアメタルファンド

誰かが収益を得ると、みんながたかってきて利回りは下がっていきます。そこで誰も知らないレアメタルファンドをご紹介します。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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人に先んじて新興国に投資する

鉱業権売買という市場が有望視されています
誰もやらないアーリーステージの投資だからこそ、高い収益を享受できるのはどの世界も同じです。誰かが収益を得ると、みんながたかってきて利回りは下がっていきます。

これと同じ状況は、中国、ベトナム、インド、ドバイなどなど、前例が数多くあります。こういう事実を多くの人が目にしていますが、気づかない人もいるものです。ならば私たちはそんな歴史を学びにして、先んじて動きたいですね。


レアメタルファンドとは?

たとえば、モンゴルのレアメタルファンドという商品があります。
これはある証券会社が商品化して売り出しているもので、100万円から投資でき、2年間で2倍の利回りを目指す商品です。もちろん証券会社が扱っているので、2年で2倍なんてことはコンプライアンス上言えないそうですが、担当者から聞き出しました(笑)。

レアメタルというのはモリブデンやタングステン、インジウム、コバルト、ネオジウムといった、地球上に少ない、あるいは技術的に取り出すことが難しい希少価値の高い金属のことです。

レアメタルは、デジカメ・デジタルオーディオプレーヤー・携帯電話・ノートパソコンといったハイテク産業には欠かせない資源ですが、見てわかるとおり、近年、需要は急上昇しています。(私は高級オーディオのマニアなのですが、有名なBOSE社のスピーカーもネオジム磁石を使っています)

となると、需要と供給のバランスで価格が高騰するのは目に見えています。実際、携帯電話に使われているインジウムは、過去5年間で価格は847%になっており、モリブデンが600%、コバルトやタングステンも400%と大きな価格上昇が起きています。

では、なぜモンゴルなのか?→次ページへ
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