自分の黄金時代はいつか?
たとえば今、お店を出したい。気力も体力も充実している。でもお金がない。出店には1千万円以上必要だ。では、あきらめるか?私が大好きなマンガ「スラムダンク」に次のようなシーンが出てきます。
全国大会に進んだ湘北高校は、2回戦でいきなり前年度の覇者、最強の山王工業高校と対戦します。その試合の最中、桜木花道はこぼれたボールを取ろうと、コート外のベンチへ突っ込み背中を強打しました。脊髄を損傷していることを心配した安西監督は、花道をベンチへ下げようとします。その時、花道はこう言ってコートに戻ります。
『オヤジの栄光時代はいつだよ・・・全日本のときか?オレは・・・オレは今なんだよ!!』
人生の黄金時代とは、誰にとっても何歳になっても「今」のはず。であれば、5年後や10年後に夢を託すのではなく、やりたいと思ったら今、やるべきです。そしてそのためにお金が必要なら、今つくるべき。
もし今、やりたいことが特になくても、人生の転機やチャンスはいつ訪れるかわからない。その時にグイッと掴めるように、チャンスを逃さないように、準備は万全にしておきたい。お金は無いより、やはりあった方がいい。
レバレッジで加速させる
もし資産が100億円あれば、定期預金に預けて年利1%だとしても年1千万円の利息収入が得られますから、あえてリスクを冒す必要はないでしょう。しかし、資産が1千万円ならば?年10万円、月ベースでは8,300円にしかなりません。「レバレッジ」はすでにポピュラーな言葉になりましたが、小さい力で大きなものを動かす「てこの原理」です。これには、信用取引、日経225先物取引、商品先物取引、外国為替証拠金取引、アパートローンなどがあります。
もちろんレバレッジは諸刃の剣、あっという間に資産を目減りさせてしまうリスクもありますから、ストップロスや素早い損切りなどでリスクを最小限に抑える保険も必要です。とはいえ、少ない自己資金を短期間に増やすには、やはりレバレッジが効く運用手段でしょう。
ウサギこそ節約が必要です!