分散投資?長期投資?
投資なんてギャンブルだからやめろと言う人もいます。あるいはリスク回避のために分散投資を薦める人もいます。長期でじっくり持とうという人もいます。しかし私にとっては、それらは投資で儲けた経験がないか、儲け方を知らない人の言うセリフにしか聞こえません。「しかし、ウォーレン・バフェットだって長期投資だろう」という声も聞こえてきそうですが、私は彼ほどの知性を持っていないので、考え方は参考にしますが、同じ戦略で成功できるとは思っていません。
分散というからには、株、債券、商品、不動産と、異なる動きをする対象の、しかも国内と海外に分散すべきです。複数の投資信託を持っても分散とは言えません。
長期投資というからには、経済が今後も活発になり株式市場が成長するという前提と、タイミングの良いところで売り抜けられるという前提があって初めて成り立つ理論ですが、そんなことが果たして可能でしょうか。
私は分散投資よりも、集中をオススメします。
資産を分散させていい人、いけない人
そして、長期投資よりも、値上がりした時に利食っておき、次のチャンスを待つことをオススメします。つまり暴落したときに買い、少し回復したときに売り抜けて、すぐにマーケットに再参入しない、勝ち逃げ戦略です。もちろん、暴落局面はそう簡単にやってこないですから、辛抱強く待つ姿勢が必要になります。しかし、また必ずやってきます。
もちろん、素晴らしいファイナンシャルプランナーやアドバイザー、コンサルタントもいます。彼らに共通しているのは、やはり「自分でも投資して、知識と経験と技術を磨いている」ということです。
そんな投資家としてのスキルと目線を持っていれば、どんなアドバイザーがあなたをお金持ちにしてくれ、どんなアドバイザーがあなたのフトコロからお金を奪い去っていくかわかるでしょう。