不満は自己中の証し。他人を気にせずまっすぐ前を見据えよう。 |
1、覚悟する力
2、引き受ける力
3、不満や陰口を言わない力
4、目の前のことを徹底的にやる力
5、楽しむ力
3、「不満や陰口を言わない力」
もしかすると、期待していた仕事や期待していた会社とは異なることにショックを受ける人もいるかもしれません。嫌いな上司や先輩に悩まされるかもしれません。同期が集まると、上司や先輩や会社の愚痴が出るかもしれません。でもあなたは、決して誰の悪口も言ってはいけません。会社の不満が出るようでは、まだ仕事に集中していない証拠。自分の修行場だと捉え、貢献力を高めようと仕事にフォーカスすれば、不平不満を言っている時間はないはず。
私の今までの出逢いの中でも、悪口を言う人で大成した人は見たことがありません。そして、成功している人は、決して他人の悪口は言わない。なぜなら、不平不満を言う人は、基本的に自己中心的だからです。自分の思い通りにならないと、不満という感情が発生しやすいのが自己中な人です。彼らは自分のモノサシでしか判断できず、受け入れる度量も小さいので、自分の考えと異なるものにガマンできないのです。
まだ会社から投資されている身であれば、給料の10倍稼げるようになってから、会社に文句を言いましょう。社長に文句を言いたいのであれば、給料を返上してからにしましょう。もちろん、建設的な提案は別です。ですから、文句があるなら代案を出すべきなのです。
サラリーマン用語を捨てよう
「なんでウチの社長はバカなんだろう」→そのバカに使われているのはどこのバカ?「ウチの会社はどうしようもないよな」→どうしようもない会社からもらった給料で生活している自分はもっとどうしようもないよね
「ウチの会社は給料安いよな」→交通費も社会保険料も会社が出してるんだよ。ネットもコピーもプリンターも使える。月給の10倍会社に貢献してから言おう
「上司はリーダーシップが無いんだよな」→上司のリーダーシップを阻害しているのが自分だということに気がつこう
「やってらんないよ」→それじゃ他に何をするんだ?
「なんでアイツが先に昇進するんだ?」→そんなことを言っているから昇進できないことに気がつこう
「あーもう、こんな会社辞めてやる!」→そういう人に重要な仕事を任せられるか?
「うちの上層部は頭が固いよな」→その上層部は「あいつら説得力ないよな」と思っている
「上司の指示があいまいなんだよな」→あんたはアルバイトか?
「会社は自分のことをわかっていない」→つまりわからせる努力が足りないっていうことだよね
「無意味な方針だよな」→それじゃ意味のある方針を出してみてよ
「わけのわからない指示を出すなよ」→直接上司に聞いてみたら?
自分の収入を要求してはいけない
コンサルティング業界は、外資金融ほどではないにしろ、比較的給与水準は高く、認められれば昇給も倍々ゲームです。その昇給スピードは日本の伝統的企業では想像もつかないくらいです。次ページへ