【システム管理】
Windows
XPのマルチユーザー機能はとても便利です。家庭や仕事場で1台のパソコンをみんなで有効に使えます。ただし、自分のプライバシーをしっかり守ろうと思ったら、必ずパスワードを設定しましょう。
パスワードは自分の名前や生年月日など、簡単に類推できるものは避けるべきです。しかし、あまり馴染みがなく複雑なパスワードにすると、パスワードを忘れてログオンできなくなる心配もあります。
パスワードを忘れてしまった時に備えて、Windows XPではパスワードリセットディスクを作成できます。
このディスクを作っておくとパスワードを忘れてログオンできなかった場合でも、前のパスワードをリセットして新しいパスワードでログオンできます。
まず、空のフォーマットされたフロッピーディスクを1枚用意します。次に、[コントロール パネル]を開きます。[コントロール
パネル]がカテゴリ表示に設定されている場合は、[ユーザーアカウント]カテゴリをクリックします。
[ユーザーアカウント]ウィンドウが開いたら、[関連した作業]パネルの[パスワードを忘れないようにする]タスクをクリックします。
[パスワードを忘れないようにする]タスクをクリックすると、[パスワードディスクの作成ウィザード]が起動しますので、ウィザードの指示に従ってディスクを作成します。
ディスクが作成されたら、「パスワードディスク」というラベルを付けて保管します。このディスクがあれば誰でも簡単にログオンできてしまうので、管理には十分注意してください。