仕事しようとパソコンを起動したら、知らない間に遊びたくもないゲームがインストールされていたり操作環境が変わっていたら、どうお感じになるでしょうか? (私ならキレますが・・・)

一台のパソコンを共有すると、このようなことは度々おこります。パソコンはその名のとおり、パーソナルで使うことを前提としてますが、家庭の事情あるいは仕事場の都合で、なかなか一人一台とはいかない場合もあります。

複数の人でパソコンを共有した方ならばすぐにお分かりと思いますが、プライバシーの保護や設定変更にはかなりの気を使います。Windows XPでは、個人設定や複数のユーザーの設定を保存できるようになりました。しかも、パソコンを再起動しなくても簡単にユーザーを切り替えることができます。

また、一人でパソコンをお使いの方でも、一台のパソコンを仕事用、家庭用、趣味用など用途別に切り替えて使うことができますので、マルチユーザー機能はとても重宝します。

◆マルチユーザー機能のいいところ

マルチユーザー機能の一番いいところは、パスワードを設定すれば自分しかログオンできませんから、プライバシーが保護されるということです。メール、Webのお気に入りサイト、人には知られたくないファイルなど見られる心配もなく、安心してパソコンライフをエンジョイできます。

二番目にいいところは、自分の好きなようにパソコンをカスタマイズしても、他のユーザーにはまったく影響しないというところです。デスクトップを好みの背景で飾ったり、操作しやすいように設定変更したり思いのままです。

◆ユーザーアカウントとは

各個人の設定はユーザーアカウントによって管理されています。ユーザーアカウントには、「Administrator」、「コンピュータの管理者」、「制限」の 3 種類があります。「Administrator」はシステム全体の管理者で、あらゆる面でコンピュータを変更できる無制限の権限をもっています。Windows XPでは、以下の「コンピュータの管理者」と「制限」のアカウントを設定できます。

  コンピュータの管理者 制限
ユーザーアカウントの作成/削除/変更 ×
ソフトウェアとハードウェアのインストール ×
システム全体の変更 ×
個人ファイル以外のすべてのファイルへのアクセス ×
自分のパスワードの作成/変更/削除
自分の画像の変更

また、ユーザーアカウントがない人でもパソコンにログオンできるように、「Guest」アカウントも用意されています。ただし、「Guest」アカウントはパスワードで保護されたファイル、フォルダ、設定にはアクセスできません。