Windows XPにはProfessional版とHome版の2つの版があります。詳しい価格についてはこちらを参照していただくとして、さて、どちらを選んだらよいのでしょうか? 今回は、ProfessionalとHomeと違いについて報告します。

技術的な相違点は?

一般には、Professionalはビジネスエンドユーザー向けのプロ仕様、Homeはその名前のとおり家庭で使う個人向けの製品と理解されていると思います。基本的にはこの理解でよろしいのですが、「両者は前のバージョンのWindows 2000とWindows Meの関係と同じで、ProfessionalはWindows 2000の後継、HomeはWindows Meの後継」と短絡的に考えるのは間違いです。

Windows Meは従来のWindows (Windows 95、Windows 98) との互換性を重視したOSで、32ビットOSにもかかわらず一部に16ビットコードを残していました。互換性維持のため、64KBという極端に少ないシステムリソースの制限やアプリケーションエラーによってメモリ領域が破壊され、フリーズが頻繁に発生しました。

これに対処するため、Windows XPでは、完全32ビットOSである Windows 2000をベースにWindows Meの使いやすいユーザーインターフェースを継承して開発されました。Windows XPで初めて、Windows NT→Windows 2000の系譜とWindows 98→Windows Meの系譜が統合されたのです。

ですから、ProfessionalもHomeも技術的には1つの製品であり、どちらを選んでも安定性は同じと考えられます。簡単に言うと、「両者はOSとしての基本機能はまったく同じで、違いは付加されている機能の差」と考えて良いでしょう。Professionalで動作するアプリケーションはHomeでも同様に動作しますし、周辺機器もProfessionalで動作してHomeで動作しないということはありません。