Windows のエクスプローラでは、「送る」という機能があります。
Windows2000 以降の Windows では、
C:\Documents and Settings\‘ユーザ名’\SendTo
というフォルダにフォルダのショートカット*1か、スクリプトを入れておきます。
そうすると、ファイルを選択して右クリックして出るメニューの“送る(N) ”から利用できるというものです。
*1:ショートカットというのは、Mac でのエイリアスのようなものです。
この SendTo フォルダへよく使うフォルダを登録しておけば、ファイルを整理したり、メール送信したりするのに大変便利に使うことができます。
では、Mac ではどうでしょうか?同じ機能はありませんね?
だったら、AppleScript で作っちゃいましょう。
【AppleScript の作成】
Mac OS 9.x では、“:Applications (Mac OS 9):Apple エクストラ:AppleScript:スクリプト編集プログラム" を使用します。
Mac OS X では、“/Applications/AppleScript/Script Editor”を起動して下さい。
そして、以下のテキストを入力してください。
(* SendTo のScript はここから*)
property sendtofolder : "SendTo"
on open theList
tell application "Finder"
end open
activate
end tell
set mysendto to item sendtofolder of (path to preferences folder)
set itemList to get name of every item of mysendto
set aItems to choose from list itemList with multiple selections allowed
if aItems is not false then
repeat with x in aItems
end if
set x to contents of x
end repeat
set targetFolder to original item of (item x of mysendto)
duplicate theList to targetFolder with replacing
on reopen
tell application "Finder"
end reopen
activate
end tell
set mysendto to item sendtofolder of (path to preferences folder)
open mysendto
(* ここまで *)
入力が終わったら、Script が正しく入力できたかどうかチェックしましょう!
“構文確認” ボタンを押して下さい。エラーが出なければ正常です。
あとは、アプリケーションとして保存すれば、できあがりです。保存するときに、“実行後、自動的に終了しない”にチェックを入れておいて下さい。
名前は、“SendToApp”とし、デスクトップ上に作成して下さい。