【表計算】
表計算のセルの移動はどうしていますか?矢印キー?まさか、当然return と tab ですよね?
AppleWorks 6.x の表計算ではこれにenterキーを加えた操作設定を行うことができます。
<環境設定 - 一般設定 の表計算の設定>
enterキーで移動する方向を決定すれば、テンキーで連続した数値入力などに便利そうですね。
【データベース】
データベースでは、レコードの選択を解除したい場合にenterキーを押します。結構、使います。
【ドロー】
キーボード操作には無縁のようなドローですが、こちらでもenterキーは特別な意味を持ちます。
通常、長方形を作成した後、選択された状態になりますが、enterキーですべての図形の選択を解除します。
そして、もういちどenterキーを押すと‘選択ツール’が選択されます。この後、enterキーを押す毎に‘選択ツール’と‘長方形ツール’が交互に選択されます。
よく、最初に作成する図形の色やパターンを設定したい場合にすべての図形の選択を解除しなければならなかったり、同じ図形モードをもう一度使いたい場合がありますが、このenterの動作を知っていれば、なにも問題がないわけです。
¶その他のenterキーの利用例
・「スクリプト編集プログラム」では、enterは“構文確認”になっています。
・「MultiCalender」では、スケジュール入力ダイアログボックスで、returnは改行、enterでダイアログの確定という使い分けをしています。なるほど!
・「Photoshop Elements」ではreturn/enter で使用しているツールのペン太さを指定するダイアログが表示されます。
これまで御紹介したもの以外にも enter は意外な利用価値があるかも知れません。
あなたの良く使うソフトはenterキーをどのように利用していますか?