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JSFを動かそう!(4ページ目)

Java Server Facesは、サーバサイドJavaの標準フレームワーク。JSFで、新しいWebアプリケーションのあり方を身につけましょう。

執筆者:掌田 津耶乃

JSPファイルを作成する


では、最後に、画面に表示するJSPファイルを作成しましょう。ここでは、とりあえず「最初の一歩」として、簡単なテキストを表示するだけのページを用意してみます。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<jsp:root xmlns:jsp="http://java.sun.com/JSP/Page"
  xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core"
  xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html" version="1.2">
  <jsp:directive.page language="java"
    contentType="text/html; charset=utf-8" pageEncoding="utf-8" />
  <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
    <head>
      <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
      <title>JSF Sample</title>
    </head>
    <body>
      <f:view>
        <h:outputText value="JSF Sample" id="text0"
          style="color: #0000AA; font-size: 18px; font-weight: bold" />
        <br /><br />
        <h:outputText value="これは、JSFによる表示です。" id="text1" />
      </f:view>
    </body>
  </html>
</jsp:root>

これで完成です。JSFの表示となるJSPは、書き方がいくつかあるのですが、ここではXHTMLをベースとした形で記述をしてあります。内容については改めて説明していくとして、記述したらTomcatサーバを起動し、Webブラウザからこのページにアクセスをしてみましょう。

http://localhost:8080/webapp1/page1.jsf

アクセスし、こんなテキストが表示されれば、JSFはちゃんと動いている。

画面に「JSF Sample」といったテキストが表示されましたか? これが無事表示されれば、JSFのサンプルは正しく動いています。「あれ? 管理用のBeanというのはまだ作ってないぞ?」と思ったかもしれませんね。ここで作ったのは、JSFの「もっともシンプルなサンプル」です。ただ単に表示用のJSPがあるだけで、何の処理もありません。ですから、管理用のBeanクラスも不要です。

とりあえずJSFが動くところまで確認できたところで、次回からJSFについて少しずつ説明をしていくことにしましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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