JSPファイルを作成する
では、最後に、画面に表示するJSPファイルを作成しましょう。ここでは、とりあえず「最初の一歩」として、簡単なテキストを表示するだけのページを用意してみます。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<jsp:root xmlns:jsp="http://java.sun.com/JSP/Page"
xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core"
xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html" version="1.2">
<jsp:directive.page language="java"
contentType="text/html; charset=utf-8" pageEncoding="utf-8" />
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8" />
<title>JSF Sample</title>
</head>
<body>
<f:view>
<h:outputText value="JSF Sample" id="text0"
style="color: #0000AA; font-size: 18px; font-weight: bold" />
<br /><br />
<h:outputText value="これは、JSFによる表示です。" id="text1" />
</f:view>
</body>
</html>
</jsp:root>
これで完成です。JSFの表示となるJSPは、書き方がいくつかあるのですが、ここではXHTMLをベースとした形で記述をしてあります。内容については改めて説明していくとして、記述したらTomcatサーバを起動し、Webブラウザからこのページにアクセスをしてみましょう。
http://localhost:8080/webapp1/page1.jsf
アクセスし、こんなテキストが表示されれば、JSFはちゃんと動いている。 |
画面に「JSF Sample」といったテキストが表示されましたか? これが無事表示されれば、JSFのサンプルは正しく動いています。「あれ? 管理用のBeanというのはまだ作ってないぞ?」と思ったかもしれませんね。ここで作ったのは、JSFの「もっともシンプルなサンプル」です。ただ単に表示用のJSPがあるだけで、何の処理もありません。ですから、管理用のBeanクラスも不要です。
とりあえずJSFが動くところまで確認できたところで、次回からJSFについて少しずつ説明をしていくことにしましょう。