Javaプログラミング/サーバサイド&ケータイJava

カスタムタグに挑戦!(5ページ目)

汎用的な処理をオリジナルのタグとして使えるようにしましょう。

執筆者:掌田 津耶乃

index.jspからカスタムタグを使ってみる


では、作成したカスタムタグをJSPから使ってみましょう。ここでは、index.jspとして以下のようなものを作成し、ここからカスタムタグを利用してみることにします。

<%@page contentType="text/html"%>
<%@page pageEncoding="UTF-8"%>

<%@ taglib uri="/WEB-INF/tlds/mytag" prefix="my" %>

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN"
"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">

<html>
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
    <title>JSP Page</title>
  </head>
  <body>
    
    <h1>JSP Page</h1>
    <p>これは、カスタムタグのテストです。</p>
    <p>今日は、<my:MyFirstTag/>です。</p>
    <p>上の日付部分が、カスタムタグの表示です。</p>

  </body>
</html>


カスタムタグを利用するには、まず<%@ taglib %>タグを記述して、使用するタグライブラリを指定しておく必要があります。ここでは、uriという属性でTLDファイルのある場所を指定しています。また、もう一つ「prefix」という属性を設定しなければいけません。これは、タグのプレフィクス(タグの前に付ける名前)を指定するものです。ここでは"my"と指定してありますが、こうするとmytagにあるカスタムタグは、すべて<my:○○>という形で記述できるようになります。

index.jspにアクセスすると、カスタムタグによって日付の表示がされることがわかる。


実際にカスタムタグを使っているのが、<my:MyFirstTag/>という部分です。プレフィクスの後に:記号をつけ、その後にタグの名前を記述します。簡単ですね。実際にindex.jspにアクセスして、どのようにカスタムタグが表示されるか確認してみましょう。カスタムタグとして処理を用意すれば、後はタグを書くだけでいつでも簡単にその処理を呼び出すことができます。使いこなせば、非常に便利なことが実感できますよ。
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