ゴールデンチケット賞ロゴ
ゴールデンチケット賞のロゴマーク
夏が終わるこの時期、世界のアミューズメント業界では最も気になる出来事があります。業界紙「アミューズメント・トゥデー(Amusement Today)」が発表するテーマパークや遊園地、ウォーターパークといったアミューズメントパークと、ライドやパークの設備やスタッフ、おみやげなどに贈られる「ゴールデンチケット賞」がそれ。アミューズメント業界で最も有名で、また一般の方でも知る人ぞ知る年に一度のイベントです。

ワールドワイドな賞なんですが、残念ながら今年、日本からの受賞はなし。なんだ、遠い欧米の話かと思われがちですが、賞の中身を見れば関係ないとはいえません。国内にある施設と同様のライドが受賞していたり、日本人観光客でもなじみのある海外のアミューズメントパークがランキングされていたり。テーマパークや遊園地の好きな程度にかかわらず、知っていて損はない情報です。

それら2005年のゴールデンチケット賞について、気になるところをご紹介していきましょう。

ゴールデンチケット賞2005の話題

今年のゴールデンチケット賞の話題としては、単年度での選考が行なわれたことでしょう。アミューズメントパーク部門での2005年度ベストニューライド、ウォーターパーク部門での2005年度ベストニューライドには、それぞれマウントオリンポス・テーマパーク「ハデス」、ノアズアークの「ブラック・アナコンダ」が受賞しました。

また、ベストハロウィーンイベントが新設されました。日本ではクリスマスや夏休みのイベントのほうが認知度も人気も上ですが、シーズンもののイベントとして初めても受賞部門です。欧米でのハロウィーンの人気がわかりますね。初の受賞には、ロサンゼルス郊外の遊園地として日本人観光客にも人気のナッツベリーファームが選ばれています。

また、アミューズメントパークの細かいところにも眼を向け、受賞対象としているのがこのゴールデンチケット賞。そんなわけで、さまざまな賞を創設しているわけですが、いくつかの賞は3年に一度の受賞というルールができました。2005年は、ベストスーベニア、ベストゲームエリア、ベストゴーカート(厳密にはそのコース)が、それぞれシダーポイント、同シダーポイント、マウントオリンポス・ウォーター&テーマパークに与えられました。

さらにアミューズメント・トゥデー紙の記者が選ぶ特別賞があります。今年は、50周年を迎えたディズニーランド、ドイツ人のジェットコースター制作エンジニアのワーナー・スティンゲル、ゴーカートの制作におけるニック・ラスカリスの3施設および人が表彰されています。

国内にも存在する受賞ライド

2005年度は残念ながら国内からの受賞はありませんでした。もちろん欧米以外での情報収集の少なさといったものがあるとは思いますが、アミューズメント産業との関係もある業界紙ですから、見逃せないライドがあればおそらくランクインするはず。今後、国内のテーマパーク・遊園地の受賞風景を夢見るのは私だけではないでしょう。

さて、受賞リストの中には、おもに欧米のテーマパーク、ウォーターパーク、遊園地などアミューズメントパークとそれらにあるライドが数多く並んでいますが、日本にお住まいの方にもなじみのあるものも結構あります。

日本人観光客の多いロサンゼルスには、かなりの数のテーマパークがありますが、ベストハロウィーンイベントで前述のナッツベリーファームは他にベストキッズエリアの5位にランクイン。またロサンゼルスといえば、ご存知ディズニーランドですが、最もクリーンなパーク、ベスト夜間屋外施設、「インディ・ジョーンズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」でベストダークライドを入賞しています。

その他カリフォルニアでは、レゴランドのベストチルドレンズパーク1位が目立ちます。

一方、カリフォルニアと人気を二分するアメリカの人気テーマパークエリアといえばフロリダです。ここにあるディズニーランドリゾート、またユニバーサルスタジオもさまざまな部門でエントリーないし、ナンバーワンに輝いています。

最優秀のものだけ挙げれば、ディズニーのエプコットセンターがベスト夜間屋外施設を受賞。またユニバーサルスタジオのアイランド・オブ・アドベンチャーにある「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン」がベストダークライドを受賞。これは、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも同様のライドがあるので、世界トップクラスの体験ができるはずです。ゴールデンチケット賞は、そんなかたちで利用するのも楽しいですね。

では、各部門賞とその受賞ライドやパークについては、次のページにてそれぞれご紹介します。