ハワイ/ハワイ家族旅行

知っておきたい子連れハワイのルール

日本で日常的に行われていることが、ハワイでは罪に問われて罰金・逮捕となるケースがあるんです。習慣や文化の違いでは済まされない、出発前に知っておきたい子供にまつわるタブーをピックアップしました。

森谷 貴子

執筆者:森谷 貴子

ハワイガイド

日本とは違う、子供にまつわるタブーに要注意!

「○○ちゃん、お留守番お願いね~」なんて、日本ではどの家庭でも見られる光景。でも、これ、ハワイでは、幼児放置・虐待とみなされます。日本で日常的に行われていることが、ハワイでは罪に問われて罰金・逮捕となることがいくつもあります。もちろん、旅行者だからと許されるものではありません。旅先でうっかり犯罪者にならないように、出発前に子供にまつわるタブーをチェックしておきましょう。

どんな時でも子供をひとりにしてはいけない!

ハワイ(アメリカ)では、12歳以下の子供を13歳以上の付添い人なしでひとりにすることがタブーとされています。子供の安全を守るため、放置して危ない目にさらすことは「未成年の福利を危険にさらした罪」に問われ、親や保護者は幼児放置や虐待で逮捕の対象になるのです。例えば……

  • ホテルの部屋に子供を置いて買い物に出掛ける
  • 駐車した車内に子供を残して用事を済ませる
    → 9歳以下の子供を車内に5分以上置き去りにした場合、500ドルの罰金に。また、5歳以下の子供を12歳以下の子供と一緒に置き去りにした場合も課せられます
  • おもちゃ屋さんに子供を置いて、その間にショッピング
  • ショッピングセンター等で子供だけでトイレに行かせる
  • 子供だけで買い物に行かせる
などなど、日本ではよく見かける光景もすべてタブー。ホテルやショッピングセンターのスタッフが警察に通報して、子供は保護、親権者が逮捕されたケースもあるそう。

また、当然ですが、子供に対する暴力は幼児虐待の罪。寝不足や疲れでイライラしていると、ついつい子どもに対する注意も大声になったり、叩いてしまったり。しつけのつもりでとった行動も幼児虐待と誤解されて通報されることも。派手な夫婦喧嘩も家庭内暴力とみなされるのでご注意ください。

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