民族衣装はその国の第一礼装になる
現地オーダーも妙案の民族衣装 |
とりわけ香港や台湾、タイ、ベトナムなどには、街中に、テーラーと呼ばれるオーダー服の専門店が数多くあります。採寸から2日間程度で仕上げる店も少なくなく、ホテル・デリバリーや海外発送も受け付けるのが一般的ですから、自分の身体にフィットした民族衣装をお土産がわりにオーダーするのも一興でしょう。
船旅のドレスコードも楽しみのひとつ
アロハシャツはハワイの第一礼装 |
海外のクルーズ客船にも、利用する施設ごとにドレスコードを設けているケースが一般的です。船旅は、鉄道や航空機利用の旅に比べ、荷物を大量に持ち込んでも問題がありません。TPOにあわせ、昼間はクルーズラインの服装にデッキシューズでカジュアルにきめる、夜はドレスアップしてカジノやダンスに興じる、といったお洒落が楽しめるのも魅力です。船旅のドレスコードも楽しみの一つと考え、船上滞在を思う存分、楽しむことをおすすめします。
旅を何倍にも愉しむのためのドレスコード
ドレスコードは服装の「規定」と訳していますが、旅のうえでは、非日常を愉しむための自発的な演出の一つです。シティとリゾート、いずれの滞在においても、ローカルレストランではカジュアルに、星がついた高級レストランではドレスアップをして、日常とは違う自分を演出できるのが旅の大きな魅力です。洒落ゴコロを愉しむのも非日常的な旅だからこそ |
例えば、フランスに本拠を置くクラブメッドでは、毎食、ドレスコードを発表します。それも、「インディアン」であったり、「ピンク」であったりと、洒落心を感じさせるものばかり。コードに添わなかったからといってペナルティなどありません。より愉しんでもらおうとする、もてなす側のサービスです。旅の愉しみのためのドレスコードには、真の洒落ゴコロが宿っています。