2007年6月27日にニュージーランドで開かれた世界遺産委員会で日本の石見銀山やオーストラリアのオペラハウスなどと並んで韓国・済州島(チェジュド)の火山島と溶岩窟が新たにユネスコの世界自然遺産に登録されることが決定しました。山と海の豊かな自然に恵まれ、リゾートとしても日本からの観光客の人気も上昇中の済州島の魅力として今回は世界遺産のポイントをお届けします!
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済州島のNo1景観スポット火山島・城山日出峰
城山日出峰からの眺めは海と空を独り占めできる! ©韓国観光公社 |
島の南東部に位置する城山日出峰は海抜182mで、その昔、海底火山の噴火により隆起してできたもの。山頂には噴火口があり、その周囲には大小99の岩が取り囲むように連なり、その姿はまるで王冠のようにも見えます。また、噴火口の西側には緑の草原が裾野にかけて広がり、ハイキングや乗馬を楽しむこともできますよ。
そして、城山日出峰が「美しい」と言われる何よりの理由が海上から昇る太陽を望めること! 赤く燃えるように昇る太陽を雄大な自然の中で目にするのはきっと旅の醍醐味と感動をひときわ大きいもの!
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■城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)
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