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13,900円から行ける!! 12月の韓国旅行(2ページ目)

いよいよ冬到来! 韓国も冬の寒さは厳しいですが、そんな寒さを吹き飛ばしてホットになれるような魅力がたくさんあるんですよ。

執筆者:原 美和子

寒いときは地下に潜れ! 

韓国の都市部では地下商店街が多く見られる
冬の韓国で寒さを避けて街を歩きたい場合、まずは地下へつながる階段を探してみてください。その先に何があると思いますか? ソウルなどの都市部繁華街で、地下へ続く階段をよく見かけますが、その下には巨大な地下商店街があるのです。明洞、東大門市場、南大門市場、江南の高速バスターミナルといった海外からの観光客に人気のエリアでもこうした地下商店街があります。店もファッションから雑貨、コスメと幅広くそろうので見ていても飽きません。

ファッション関係では冬場はダウンジャケットやレザー製品、ブーツといった商品の品揃えが豊富になります。価格も日本の半分程度なので、お目当ての商品を探してみるのもいいですよ。また明洞や高速ターミナルの地下商店街は、それぞれデパートやサウナとも隣接しているので、ショッピングと美容にと便利です。

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  • 12月の韓国はどのくらい寒いの?

    韓国の冬は日本以上に寒さが厳しいという先入観を持ってしまいがちですが、実際のところ12月の気候とはどのようなものなのでしょうか? ソウルは位置的に日本の福島県と同緯度に当たり、加えて四方を山に囲まれた盆地という地形から冬は寒さが厳しいものの、雪はさほど降りません。

    12月のソウルの平均気温は0.2℃、降水量は24.6mm。東京の8.4℃と比べて気温はぐっと低いものの、降水量は少な目。韓国が一年で一番寒いのは1~2月ですから、12月のソウルが寒いといっても、まだまだ冬本番の気候ではないのです。ちなみに、南部の釜山地方は海に面していること、緯度も東京とほぼ同じであるため冬の寒さもソウルに比べると温暖といえます。

    韓国で冬に薄着の秘密は?

    オンドルで寒い冬を乗り切る
    そんな寒い韓国ですが、冬のファッションはというと、厚手のコートの下に薄手や半袖の服を着ている人が意外に多いです。韓国ではオンドルが広く普及し、室内が非常に暖かく、時には汗ばむ程にもなるため、外出の際にはコートだけをしっかりと着て室内では薄着を……というスタイルが定着しているからなのです。12月の韓国旅行では厚手のコートとジャケットがあれば、他は厚手の服や防寒具を大掛かりに準備する必要はないですよ。

    オンドルとは古くから朝鮮半島と中国・東北部で発達した床暖房のこと。かつては薪や練炭を燃料として使うことが多かったのですが、練炭による中毒事故が一時期韓国で多発した影響や、都市部のアパート(日本でいうマンション)や高層ビルの建設ラッシュにより現在ではオンドルといえば温水床暖房が主流です。ホテルや旅館でもオンドル部屋と呼ばれる、ベッドルームではない、布団で韓国式造りの部屋が多く見られます。ぬくぬくと温かいオンドル部屋で旅の疲れをほぐして眠りにつくのもいいかも知れませんね。

    寒さに負けない12月の韓国旅行いかがですか? オフシーズンで低価格という時期を大いに利用して冬の韓国でグルメやショッピングを心行くまで楽しんでみませんか?
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