---<速報 3/25 11:00 EST>---------------------
サイクロン・ワティは、温帯低気圧へ。現在中心気圧1000ヘクトパスカルで、ロードハウ島東海上をニュージーランド方面に向かって移動。ただし、引き続き強風を伴っており、沿岸部では強風・波浪注意報が発令されています。高波や高潮に十分ご注意ください。
--------------------------------------------
---<速報 3/23 11:00 EST>---------------------
サイクロン・ワティは、カテゴリー「3」中心気圧960ヘクトパスカルといまだ強い勢力を保ったまま、やや南寄りの進路を辿りながら、現在フレーザー島の約680km北東海上を12km/hというゆっくりとしたスピードで移動。このまま南~南東寄りのコースを辿ると見られ、クイーンズランド南部の海岸沿い(サンシャイン・コースト、ゴールドコーストを含む)は十分な警戒が必要。この影響による高波、高潮、強風警報が発令されている。現在の進路予想図

ゴールドコースト方面へお出掛けの方も今後のサイクロン情報に十分ご注意ください!
--------------------------------------------
---<速報 3/22 11:00 EST>---------------------
ケアンズ周辺エリアの停電は一部を除きほぼ復旧した模様。直撃を受けたイニスフェイル周辺は、電線切断などの被害が予想以上に酷く、1ヶ月もしくはそれ以上かかるかもしれないとのこと。ただし、ケアンズ周辺では、各家庭等へ供給する貯水槽の浄化システムの電源装置が破壊されたため、少なくともあと数日間は、水道水といえども必ず沸騰させてから飲むようにという警告が発令されています。

もうひとつのサイクロン・ワティは、非常に遅いスピードながら勢力をカテゴリー「3」へと強め、マッカイの東海上約620km付近をサイクロン・ラリーよりやや南よりのコースを移動中。中心気圧は現在960ヘクトパスカルで190km/hの強風を伴い、今後24時間で勢力はさらに強まると見られている。ただ極めて速度が遅く、どのあたりに上陸するか定まらないため、北部海岸沿いエリアすべて十分な警戒が必要とのこと。サイクロンの影響でオーストラリア東沿岸部はシドニー以南まで天候が崩れている。
--------------------------------------------
---<速報 3/21 10:00 EST>---------------------
イニスフェイルやケアンズ周辺に大きな被害をもたらしたサイクロン・ラリーは、現在カテゴリー「2」へと勢力を弱め、内陸部を移動中。続いてクイーンズランド北部へと向かっているサイクロン・ワティは、中心気圧975ヘクトパスカルでカテゴリーを「3」から「2」へと落としながらも、依然強風を伴った強い勢力を保ったまま、サイクロン・ラリーよりもやや南方向へと進路を変え、現在マッカイの東海上約750km付近を20km/hで移動中。

この2つのサイクロンの影響により、ゴールドコースト付近まで高波、高潮、強風警報が発令されています。またケアンズ周辺エリアの完全復旧には、数週間から5~6週間程度はかかる見通し。
--------------------------------------------

本日(3/20)早朝、ケアンズ付近にオーストラリア観測史上最大級のサイクロン「ラリー」が上陸!クイーンズランド州知事は、近年最悪のサイクロンといえると発表。 現地では大きな被害が出ている模様。このニュースの速報をお届けします。これからケアンズ方面にお出掛けの方はとくに要チェックです!

カテゴリーは最強の「5」

衛星から見たサイクロン
by ジェームスクック大学 ケアンズ

サイクロン「ラリー」は、今朝7時頃、ケアンズ南約88kmの町イニスフェイル/Innisfail付近に上陸。アメリカ南部に大きな被害をもたらしたハリケーン・カトリーナやリタと同規模とされ、カテゴリーは最強の「5」。このサイクロンは非常に強い風を伴っており、最大瞬間風速290km/hを記録。1974年にダーウィン付近に大きな被害をもたらしたサイクロン・トレーシー同等、もしくは上回る規模で、オーストラリア観測史上最大級。

上陸のインパクトにより、カテゴリーはやや弱まり「4」になったとはいえ、依然強い勢力を保ったまま内陸へと向かっています。このサイクロン・ラリー上陸による電柱や樹木の倒壊、家屋崩壊、浸水などで約20名が負傷。上陸地点のイニスフェイルでは約55%の家屋が被害を受け、現在ケアンズ市内近郊で5万世帯ほどが停電、復旧には数日かかる見通しとか。河川の氾濫等で道路も寸断されているようですので、今後も十分な警戒が必要です。

 現地から寄せられたサイクロン上陸時の写真集 …右上の「NEXT」ボタンをクリック。注意)時間が経つと見られなくなる可能性があります。
 オーストラリア北東部に大型サイクロン 建物などに被害  by CNN

ラリーの後方に、もうひとつのサイクロンも接近中!

ラリーは内陸部に進むにつれ、勢力を弱めると見られていますが、もうひとつのサイクロン「ワティ」が、またもや同じ方向へ向かって接近中!現在タウンズビルの東約2000kmの海上を13ノット(時速約24km/h)で、サイクロン・ラリーの後を追うようにクイーンズランド北部へ向かっています。

このため、ケアンズ空港では今朝から離発着便の欠航が相次いでいます。今後もこのサイクロン・ラリー及び新たなサイクロンの影響が出ると見られていますので、これからお出掛けの方は、空港や運行航空会社へ確認することをおすすめします。

-連絡先一覧-
 ケアンズ空港 (英語)
 日本航空
 カンタス航空
 成田空港

洪水、そしてワニや蛇にも注意

猛烈な強風を伴ったサイクロン・ラリーの上陸で、ケアンズ近郊の河川が氾濫。これにより、川に生息しているクロコダイル(ワニ)や毒蛇などが流出した恐れが!川に近い場所や海辺、洪水被害地域には近づかないようにしてください。

また、オプショナル・ツアーの催行についても事前確認を。とくにグレートバリアリーフへのクルーズは、高波により欠航になる可能性が高いので、今後数日間は必ず確認することをおすすめします。

最新の状況は以下のサイトでチェック!
 オーストラリア気象庁・サイクロン注意報-クイーンズランド(英語)
 オーストラリア気象庁サテライト最新イメージ(英語)
 Yahoo! オーストラリア・サテライト・イメージ(英語)

【関連リンク】
ケアンズ/グレートバリアリーフ
ハリケーン・カトリーナ



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。