どこかで見た魚たち
ここの水族館はあちこちにスタッフが常駐(しかもボランティアだったりする)していて、子供たちに海の生物について説明をしてくれるという特徴がある。まさしく子供たちのための水族館なのだ。まず入場チケットを買って入口へ向かうと、水槽がすぐに見える。この日は、よっぽど暑かったのか中央の岩の上に、白いデブなアザラシが昼寝してて、ビクとも動かなかった。小ぶりな斑点のあるアザラシは気持ちよさげにプールをスイスイ泳いでいた。サメやサケに、怖い顔した魚もいる。横で「サーモンだわ」と白人ママに英語で指差されると、スモークサーモンになった姿を想像してしまう。他の水族館にいるようなカラフルな魚のタンクは一つくらいしかない。あとは地味な色の魚が泳いでて、あれ?これって、どこかで見たような・・・。フグやタイやヒラメが泳いでるところが見れるし。そ~だ、活き魚料理屋の生簀なのだ。なんだかタイやヒラメって浦島太郎な気分。とはいえ、なによりも美しかったのは、クラゲの水槽。大きな円筒のタンクにクラゲがウジャウジャいるんだけど、優雅に泳いでて広がったり縮んだり不思議な光を発する。カワウソは可愛いので、見ていて心がなごんだ。水族館といえども、イルカやシャチが飛んだり跳ねたりするわけじゃない。
海で見ると不気味なクラゲも、タンクに入って照明をあてられると美しい! |
子供たちが海の生きものに触れられる
ちょっとしたエンターテイメントは、さっき昼寝してたアザラシたちに餌をやったり、子供にカブトガニを身近に見せたり、魚介類に触れるコーナーがあったり。多くを期待するとダメなんだけど、癒されること間違いなし!飲食物は持込み禁止だった。お腹がすいたので、お土産コーナーの上にあるカフェでクラムチャウダー・スープを食べた。2ドル50セントにしては、なかなかのお味。さっき水槽でクラムも見たかも?他、水族館のあるノーウォークは、ノーウォーク・オイスターと称されるほどオイスターが特産なのか、それも展示してあった。アザラシたちには、かわいい名前がついている。 |
水族館にあるカフェは、デートにもいい雰囲気 |
●Martine Aquariumのオフィシャルサイト。
●ノーウォークではオイスター・フェスティバルも行われている。
●グランドセントラル駅から電車(Metro North rail road)で来れる。South Norwalk下車。電車のスケジュールはメトロノースのサイトでチェック。
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