今回は、日本にいる「ニューヨークに移住したい」「ニューヨークで働きたい」って人から、うんざりさせられるほど何度も聞かれる質問に対して、答えをまとめておこう。ちなみに私はただのライターであって、ボランティア団体ではないので、一人一人に回答してる暇はないことも断っておく。
まず最初に心得ておいてほしいことを数点だけ挙げる。
その1.日本人の悪い癖は、自分で調べもしないで、すぐ誰かに頼ったり、質問したりするところ(人のことは言えないけど・・・)。言ってる私もニューヨークに来た当初は人に頼ってたけど、それなりに自分でも調べたし苦労もした。
具体的に言うと、「XXXエージェンシーの連絡先を教えてください。」それくらいは自分で調べられるのでは?そのためにインターネットやらイエローページがあるわけで。結局知らせる私だってネットサーフィンしてるんです。
その2.ニューヨークにいるからといって誰もがビザに関する法律やステータスについて詳しく知ってるわけではない、知ってたとしてもコロコロと規定が変わるので、質問するなら弁護士やスペシャリストに金を払って質問すべし。タダで情報を得ようなんて、世の中甘くない!
その3.ニューヨークに来た場合、ルームメートや不動産業者に対しても日本人だからといって全ての人を信用してはいけない。中には、悪い人もいる。それは自分の目で見極めるしかない。
ある日、家に帰ってみたら自分の持ち物がいっさい消えていて、ルームメートも失踪したなんて話もある。日本人の不動産業者から紹介された家が、とんでもない欠陥だらけだったりすることもある。
さてさて次ページにて本題に入ろう。