横浜の三溪園は紅葉づくし! 11月下旬から色づき12月初旬がピーク

横浜・三溪園の紅葉2019年!見頃や楽しみ方、混雑回避術

期間限定公開される「紅葉の遊歩道」からの眺め(2015年12月10日撮影)

三溪園(さんけいえん)は、美術愛好家の原三溪(はら さんけい)によって作られた、17.5万平方メートルの日本庭園です。東京ドーム4個分もの広さで、1906(明治39)年に公開となりました。

園内には、京都や鎌倉から移築されてきた歴史的建造物17棟が点在しています。そのうち、国指定の重要文化財は10棟、横浜市指定有形文化財は3棟も。貴重な建造物が一度に見られるのは、「三溪園ならでは」と言えるでしょう。

例年、三溪園の紅葉の見ごろは、その年の気温などに左右されますが11月下旬から12月初旬にピークを迎え、12月上旬くらいまで。よりよい時期を知りたい方は、電話で問い合わせてみるとよいでしょう(三溪園 TEL:045-621-0634)。
   

三溪園の内苑「聴秋閣」裏にある期間限定の遊歩道は必見

何といっても見逃せないのは、期間限定公開される紅葉の遊歩道。内苑の「聴秋閣(ちょうしゅうかく)」の裏側にあります。

のぼっていくと絵画のような紅葉の景色が広がります。段差があり、落ち葉やコケですべりやすいのでご注意ください。2021年は11月27日(土)~12月19日(日)まで遊歩道が開放される予定です。内苑では三脚等の使用は不可、長時間立ち止まっての撮影もご遠慮ください。
期間限定公開の遊歩道から眺めた聴秋閣。落葉がすすむと屋根が紅葉で覆われるようすも見られます(2015年12月10日撮影)

期間限定公開の遊歩道から眺めた聴秋閣。落葉がすすむと屋根が紅葉で覆われるようすも見られます(2015年12月10日撮影)

聴秋閣の内部も外から見ることができます(2014年12月3日撮影)

聴秋閣の内部も外から見ることができます(2014年12月3日撮影)

聴秋閣(ちょうしゅうかく)は、1623(元和9)年、徳川家光が京都二条城内に建て、その後、春日局に賜ったとされる建物。2階建てになっており、茶室が設けられています。建物の近くまで寄ることができ、外から見学できます。じっくり見ると、ふすまの絵と引手が同じなのがわかるでしょう。
 

イチョウにおおわれる「春草廬」

春草蘆では黄色いイチョウに囲まれた風景が楽しめます(2015年12月10日撮影)

春草蘆では黄色いイチョウに囲まれた風景が楽しめます(2015年12月10日撮影)

聴秋閣の隣りにある「春草廬(しゅんそうろ)」は織田信長の弟・織田 有楽斎(おだ うらくさい)の作と伝えられている茶室で、九窓亭(きゅうそうてい)の名で知られています。幹が3mほどもありそうな大イチョウがあり、落葉するとイチョウの絨毯のような景色が広がります。イチョウが地面を覆い尽くすようすは、ため息が出るほどの美しさ!

この春草廬は、茶会や句会などの文化的催事に利用可能とのこと。このような趣あるところで、お茶をいただいてみたいものです。
イチョウに覆われる旧天瑞寺寿塔覆堂も内苑にあります(2015年12月10日撮影)

イチョウに覆われる旧天瑞寺寿塔覆堂も内苑にあります(2015年12月10日撮影)

 

三溪園の外苑にも紅葉スポットがたくさん

秋の三溪園は上記の内苑だけでなく、外苑にも紅葉スポットがたくさん。とにかく広いので、のんびりと散策を楽しんでください。 明治41年に三溪が建築した田舎風の草庵「横笛庵」の辺りもきれいです。
三溪園ではたくさんの紅葉の風景に出会えます。外苑のようす(2015年12月10日撮影)

三溪園ではたくさんの紅葉の風景に出会えます。外苑のようす(2015年12月10日撮影)

外苑の横笛庵周辺の紅葉も美しい!(2014年12月3日撮影)

外苑の横笛庵周辺の紅葉も美しい!(2014年12月3日撮影)

 

12年ぶりに紅葉ライトアップ開催

12年ぶりに行われる紅葉ライトアップ(画像提供:三溪園)

12年ぶりに行われる紅葉ライトアップ(画像提供:三溪園)


2021年は、12年ぶりに紅葉ライトアップが行われます。外苑と内苑のモミジや古建築を、約60灯のライトで照らし出します。昼の紅葉とはまた違う、幻想的に浮かび上がる紅葉の景色をお楽しみあれ。

期間:12月3日(金)~5日(日)、12月10日(金)~12日(日)
時間:16:30~20:00(最終入園19:30)
料金:入園料のみ
※17:00からは観覧範囲を一部制限
※ライトアップは日没30分前(16:30ごろ)から20:00まで

 

紅葉を楽しんだ後は茶屋でひと休み

三溪園茶寮「秋のいろどり団子(300円)」(画像提供:三溪園)

三溪園茶寮「秋のいろどり団子(300円)」(画像提供:三溪園)


散策に疲れたら、茶屋でひと休みしましょう。園内には、三溪記念館内ロビー「抹茶処 望塔亭」と外苑に3ヵ所の食事処(待春軒、三溪園茶寮、雁ヶ音茶屋)があります。場所などは三溪園公式サイトにて。

 

混雑を避けるには?特別チケットも販売

紅葉の遊歩道は道幅が狭いので、混雑を避けるなら午前中の来園がおすすめ。画像は11:00ごろの様子(2016年12月8日撮影)

紅葉の遊歩道は道幅が狭いので、混雑を避けるなら午前中の来園がおすすめ。画像は11:00ごろの様子(2016年12月8日撮影)

紅葉のピークの時期は、平日でも多くの方が来園します。近年は外国の方も多い印象。混雑を避けるには、午前中、できれば開園時間(9:00)に合わせて訪れることをおすすめします。

2021年は、さらに混雑を避けるために開園より1時間早い8:00から入園できる特別チケットも販売。1日限定50名なので、混雑を避けて鑑賞、撮影を楽しめます。

期間:12月3日(金)~5日(日)、10日(金)~12日(日)
時間:8:00から入園可能(そのまま滞在可)
料金:3000円(各日50名限定)
事前予約制:https://sankeien-kouyou.peatix.com/

横浜でおすすめの紅葉スポット「三溪園」。ぜひ一度、晩秋に訪れてみてください。

【DATA】
場所:横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9:00~17:00(最終入園は16:30)
※12月3日(金)~5日(日)、12月10日(金)~12日(日)は紅葉ライトアップ20:00まで(最終入園19:30)
入園料:大人700円 小人 200円
※この他、割引や回数券、パスポートなどがあり⇒三溪園公式サイト
休園日:12月29日、30日、31日 ※不測の事態による臨時休園あり

交通・アクセス:根岸駅1番乗り場より《市バス58・99・101系統 》10分 本牧下車 徒歩10分、横浜駅東口2番乗り場より《市バス8・148系統》35分 三溪園入口下車 徒歩5分、《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)45分 三溪園下車すぐ
TEL:045-621-0634
地図:Googleマップ
URL:三溪園

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