修行は続く 不動の滝
さぁ滝に到着です。
水の流れ、見えますか?
等々力という地名は、滝が轟くという所からきているという説もあるほどですが、現在水量はイマイチ。とは言え、千年の間、干ばつにも枯れず信仰を集めてきました。
現在も小滝が修行の場であることには変わりありません。
この滝の傍らには「雪月花」というお茶店があり、トコロテンやかき氷(500円)でみんなひとやすみ。春の桜や秋の紅葉の頃も、またよさそうですねぇ。
ここから階段をあがると、修験道の役行者ゆかりの等々力不動尊。正確には滝轟山明王院・満願寺別院、といいます。階段の途中には、役行者を祀る「神変窟」があり、神秘的な雰囲気です。
社務所では、くずモチを買いました。おみくじは「凶」だった・・・。
気を取り直して歩き出せば、いつの間にか渓谷から道は分かれ住宅街へ…。 多摩川ももうすぐです。
等々力みやげにお豆富を
さて、帰りにはおみやげを買いましょう。
オススメは渓谷入口にある「翠家(みどりや)」さん(写真左)。和菓子家さんみたいですけど、お豆富さんですよ~。
大豆の味がしっかりと活きてる「桶よせ豆腐」や「ゆばのお包み」といった個性的なお惣菜はもちろん、がんもどき、など定番も大豆の味がしっかり活きてて、食べ応えがあります。
写真の右は、さらに駅近くの「ざいもく亭」。築およそ120年の民家が、日本料理店に生まれ変わり営業中です。お昼のお弁当が人気だとか。
実は、 1人では気が引けるので、まだ入った事ないんです。今度ゆっくり四季を楽しみたい時に、利用してみたいと思っています。(公式サイトがないため「家庭画報デリシャス」の記事を参考にしてください)
この他、「とどろき渓谷ビール」という地ビール(410円)も、この時期にはオススメ。瓶なので、ちょっと重いですけどネ…。世田谷と相互協力関係にある群馬県川場村産で、濃いしっかりした味のビールです。詳しくは等々力商店街公式サイトをどうぞ!
●等々力渓谷公園
<住所> 世田谷区等々力1-22、2-37~38
<交通> 東急大井町線「等々力」駅徒歩3分
<TEL> 03(3704)4972
●関連リンク ○「東京で紅葉を愛でる」(ガイド記事)…これから紅葉の季節もいいですよ。
○「東急大井町線の旅」…等々力渓谷に行く時はこれを利用。ニコタマ、自由が丘、大井町を結ぶ沿線の紹介です。