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23区唯一の渓谷に涼をもとめて 世田谷のプチ楽園・等々力渓谷(2ページ目)

自由が丘、ニコタマから電車で5分小さな駅を降りるとまもなく夏でも涼しい渓谷が待っています。帰りにはおいしいお豆腐などいかがでしょう。

執筆者:妹尾 みえ

修行は続く 不動の滝

さぁ滝に到着です。
水の流れ、見えますか?

等々力という地名は、滝が轟くという所からきているという説もあるほどですが、現在水量はイマイチ。とは言え、千年の間、干ばつにも枯れず信仰を集めてきました。

現在も小滝が修行の場であることには変わりありません。


この滝の傍らには「雪月花」というお茶店があり、トコロテンやかき氷(500円)でみんなひとやすみ。春の桜や秋の紅葉の頃も、またよさそうですねぇ。

 

ここから階段をあがると、修験道の役行者ゆかりの等々力不動尊。正確には滝轟山明王院・満願寺別院、といいます。階段の途中には、役行者を祀る「神変窟」があり、神秘的な雰囲気です。

社務所では、くずモチを買いました。おみくじは「凶」だった・・・。

気を取り直して歩き出せば、いつの間にか渓谷から道は分かれ住宅街へ…。 多摩川ももうすぐです。


等々力みやげにお豆富を

さて、帰りにはおみやげを買いましょう。
オススメは渓谷入口にある「翠家(みどりや)」さん(写真左)。和菓子家さんみたいですけど、お豆富さんですよ~。
大豆の味がしっかりと活きてる「桶よせ豆腐」や「ゆばのお包み」といった個性的なお惣菜はもちろん、がんもどき、など定番も大豆の味がしっかり活きてて、食べ応えがあります。

 

写真の右は、さらに駅近くの「ざいもく亭」。築およそ120年の民家が、日本料理店に生まれ変わり営業中です。お昼のお弁当が人気だとか。
実は、 1人では気が引けるので、まだ入った事ないんです。今度ゆっくり四季を楽しみたい時に、利用してみたいと思っています。(公式サイトがないため「家庭画報デリシャス」の記事を参考にしてください)


この他、「とどろき渓谷ビール」という地ビール(410円)も、この時期にはオススメ。瓶なので、ちょっと重いですけどネ…。世田谷と相互協力関係にある群馬県川場村産で、濃いしっかりした味のビールです。詳しくは等々力商店街公式サイトをどうぞ!


等々力渓谷公園

<住所> 世田谷区等々力1-22、2-37~38
<交通>
 東急大井町線「等々力」駅徒歩3分
<TEL> 
03(3704)4972


●関連リンク  ○「東京で紅葉を愛でる」(ガイド記事)…これから紅葉の季節もいいですよ。
○「東急大井町線の旅」…等々力渓谷に行く時はこれを利用。ニコタマ、自由が丘、大井町を結ぶ沿線の紹介です。

 

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