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夏の東京社会科見学 迎賓館は日本のヴェルサイユ

毎年7月末~8月初めの10日間、迎賓館・赤坂離宮が一般公開されます。都心の真ん中にある、ネオ・バロック造りのお城。ちょっと一緒にのぞいてみませんか。

執筆者:妹尾 みえ


 8月のはじめ、迎賓館見学に行ってきました!天皇家の方々が国賓をもてなしたり、首相会談がおこなわれたりする模様は、テレビで見たことがありますよね?毎年7月末~8月初めの10日間、その内部が特別公開されるのです。
 

 明治42年、東宮御所として建造され、「赤坂離宮」と呼ばれてきましたが、昭和43年(1968)から改修され、昭和49年(1974)年3月に迎賓施設として生まれ変わり、今日に至っています。


■四谷から5分で別世界!

 さて、毎回何につけ回りくどくて申し訳ないのですが、まず、迎賓館は何処にあるか、確認しておきましょう。 
  最寄り駅は東京のど真ん中「四谷」駅です。玄関あけたら5分で…ではありませんが、さっきまでの雑踏が嘘のように、突然それは現れます。
 都(みやこ)マジックの本領発揮!とでもいえる風景ではありませんか!

 駅から迎賓館~東宮御所~神宮外苑、これは私的にも東京百景のひとつ。ことに紅葉の季節などぜひ一度歩いてみてください。

 また四谷駅前の「見附橋」は、迎賓館とバランスをとったデザインになっています。欄干は、迎賓館の朝日の間を象っているとか。日が暮れてランプが灯る様も素敵。
 


余談ながら大正2年にかけられた元の見附橋は、現在多摩ニュータウンに「長池見附橋」として掛け替えられています。



■西門からいよいよ建物内部へ

 最初の写真が正門ですが、一般人はここから入れません。右側にまわって西門からの入場です。私たち(申し込みは2名迄)は15時からの部でしたが、午前中から30分ごとに区切って入場させているようです。炎天下、結構な人の数でした!
 こちらは渡された観覧用バッジ。


●さぁ、それでは華麗なる宮殿へ→

 
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