足軽から関白太政大臣へのぼりつめるという、大出世を果した豊臣秀吉ゆかりの神社があります。その名もズバリ――出世稲荷神社! 秀吉公にあやかって、アナタも出世開運を祈願してみる?!
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1.出世稲荷神社について…1p.
2.私の見物記・出世稲荷神社データ…2p.
▲出世稲荷神社 |
1.出世稲荷神社について
出世稲荷神社は、世界遺産・二条城のそばにある小さな神社。実は私、この神社へ参拝したのは今回が初めて。バスでよく前を通っていて、出世稲荷神社というネーミングに魅力を感じてはいたものの、なかなかバスを降りて境内に入るキッカケがなかったんですよね。近くに住んでいると、かえって名所には行かなくなってしまう傾向があるもので(苦笑)。
鳥居横にある案内板によると――子どもの頃から稲荷五柱を信仰していた秀吉公が、天下を統一できたのは稲荷信仰のおかげとして、聚楽第のなかに建立したのが始まり。そして聚楽第が廃絶した後に、現在の地に移されたらしい。
秀吉公の出世にあやかりたいと、人々がゾクゾク参拝に訪れ、江戸時代後期には鳥居の数も329本に達するほどだったとか。また開運出世のほかにも、衣食住、地位名望、農工商その他一切の生業に大繁栄、などといった10種類の福を授かることができるそうです。
開運出世の福を授かりたいと願うダンナと、農工商その他一切の生業に大繁栄の福を授かりたいと願うワタクシ(←こう書くと、すんごい欲張り女みたいですね;苦笑)。参拝のため、いよいよ境内へ! その様子は次ページで。
【2ページ目】は「私の見物記・出世稲荷神社データ」について