3.店長さんの案内で、町家の内部を見学! |
私を案内してくれたのは、店長の横坂さん。とてもしっかりした方で、それだけに最初は緊張していたのですけど、話してみると大変気さくな人でした。なので、まるで旧知の友達のように、馴れ馴れしくしゃべってしまった私……。
◆2階はギャラリー。多彩なイベントも開催
まず階段ダンスを上がり、2階ギャラリーへ。
オリジナルの反物が展示されていました。1階ショップの和小物と同様、地味めの色合い。「友達とお食事に行ったり、町を散策したり。そんな普段着られる着物を発信しているのです」とのこと。
またこの場所では、狂言・風呂敷の包み方教室・舞妓さんの花かんざし展・箏の演奏会などの催しも、時々行われているとか。
和室から渡り廊下を進み、奥座敷へ。「ここの畳がフワフワ浮いた感じなのは、古い家だからじゃなく、お茶屋時代の女将さんが『足が痺れないように』と配慮して、こうしたのです」といったウラ話も。
更に、階段を降りて1階へ。迷路みたいで面白い!
◆1階の奥座敷は、日曜・祝日のみ茶房に!
1階の奥座敷は、日曜・祝日のみ茶房としてお客さんに開放されています。老舗『老松』の和菓子&煎茶のセット(400円)を、緑豊かな坪庭を眺めつつ、のんびり楽しむことができます。
「5月に入ったので、そろそろ葦簾(よしず)を立てかけたり、網代を敷いたりして、夏の室礼(しつらい)に変えようと思っています」とのこと。これも見てみたいですね。茶房利用したい場合は、スタッフに声を掛けてください。
アナタも、粋な和小物と京町家・日本文化を体感しに訪れてみませんか?
【弓月 京店 DATA】 住所:京都府京都市上京区上七軒701 電話:075-467-8778 最寄:市バス『北野天満宮前』停 MAP:下記の公式サイトより「周辺」「周辺情報」「地図」の順にクリック 公式サイト:http://www.yuzuki-net.jp/ |
<注意>商品代など、ここで紹介している情報は全て2004年5月12日時点のものです。それ以降変更される場合もあります。
<関連サイト>
・和装・和風小物
└和のこころを感じる品々を扱う店のリンク集。
・町家で遊ぶ・食べる・泊まる
└町家ブームが続く京都。おすすめ町家スポットのリンク集。