1.私の『曲水の宴』見物レポート~続き
◆和歌を書いて、流れくる盃をとる十二単の女性、狩衣に立烏帽子の男性たちが、曲がりくねった川(遣水)のそばに点々と座っています。
歌人達の準備ができたところで、上流からお酒の入った盃(羽觴)が流されます。
すると歌人たちは、盃が自分の所に流れくるまでに、今年の歌題に合った和歌を短冊に書き、おわったら盃を取ってお酒を飲みます。
巫女さんっぽい服装をした介添の女性や、水干姿のかわいらしい童子が、歌人達のお手伝いをする場面も。
◆平安貴族の写真を撮りたい人は、早めの場所とりを!
その後、和歌が書かれた短冊が集められ、発表されます。これで行事は終わり。だいたい1時間程度でした。
TVカメラや新聞記者などの報道関係者は、取材のための時間が設けられ、歌人たちのすぐそばで撮影できていました。が、一般の見物客は、見物席からしか写真を撮れませんでした。だから「十二単の写真を撮るぞぉ~!」と、写真撮影に意欲を燃やしてる方は、早めにお出かけして、良い場所をキープしたほうが良さそうです。
2.曲水の宴と城南宮のデータ
◆曲水の宴 データ【日時】2005年4月29日(金)・14時~15時 ※雨天の場合は中止
【場所】城南宮 平安の庭
※当日、平安の庭がある神苑は無料公開
◆城南宮 データ
【住所】京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
【最寄】地下鉄烏丸線『竹田駅』/近鉄京都線『竹田駅』
【地図】Yahoo!地図情報
【オフィシャルサイト】http://www.jonangu.com/
<注意>この記事内の見物レポートは2002年時点、そのほか行事内容などは2005年4月19日時点のものです。それ以降変更される場合もあります。