■3.上賀茂神社(上賀茂)門前~神馬堂の「やきもち」
京都3大祭の1つ、葵祭で有名な上賀茂神社(右写真)。その門前名物は神馬堂のやきもち。あっさりとしたつぶ餡入りで、表面をほんの~り焼いてある。その日しかもたないほどのやわらかさが絶品。1個120円。
焼く前は、普通の大福。店頭の鉄板の上で、ご主人とおぼしきおじさんがひっくり返しながら焼く(右写真)。その奥におばあちゃんがいて、つきたての餅に黙々と餡をつめる姿は、この道何十年のベテランって感じ。やきもちとはいっても、焼きたてをすぐに食べるのではなく、ちょっと冷ましてから。餡がほんのりあったかい。1度に50~60個ずつくらい焼くが、30~40個とまとめ買いする人も。
【お店データ】住所:京都市北区上賀茂御薗口町4 TEL:(075)781-1377
■4.北野天満宮(北野)門前~粟餅所 澤屋の「粟餅」
「天神さん」と親しまれている、学問の神様北野天満宮(右写真)。その門前には甘味処がいっぱい。その中でも特に有名なのが粟餅所 澤屋。古めかしく地味な店構えが、かえって歴史を感じさせる。
注文を受けてから、お客さんの目の前で餅を丸めてくれる。粟でつくった餅は普通の餅よりもちもちしている。粟って何?っていう若い人もいるでしょうが、とにかくおいしいのだ。こし餡ときな粉の2種類が、合わせて5つお皿にのって500円(右写真)。一見小っちゃく見えるが、結構満足できる。売り切れると閉店になるので、早めの来店がおすすめ。
【お店データ】住所:京都市上京区北野天満宮前西入ル TEL:(075)461-4517
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