一味違う沖縄のおでん

本土ではおでんが美味しい季節ですよね。こんにゃく、ハンペン、がんも、ちくわ、さつま揚げ、卵、ジャガイモ、大根、牛スジなどなど、地域によって入れる食材に若干の違いはありますが、おでんは日本を代表する庶民料理!

あつあつのおでんと熱燗で……
あつあつのおでんと熱燗で……
コンビニエンスストアーの冬メニューとして定番化しているほどに、日本人にとって馴染みの深い食べ物です。

沖縄におでんが伝わったのは太平洋戦争以後。とくに、日本本土への復帰運動の頃から盛んに食べられるようになったと言いますから、日本語教育の推進(当時、学校で方言を使った罰として首から方言札を下げさせられました)とともに、おでんなどの日本食が積極的に取り入れられたのでしょう。

このおでん、韓国にもあります。名称も同じ♪ 日帝時代に持ち込まれたそうです。歴史のなかで、食をはじめいろいろな文化が海を渡り、新しい地域で、その地域に応じた形で定着していく……。

おでん1つとっても、その背景を辿ってみると国と国のかかわりに影響されるということがよく分かります。

沖縄おでんはテビチが命!

柔らかく煮込んだテビチの入った沖縄おでん
柔らかく煮込んだテビチが入った沖縄のおでん
さて本題です。沖縄に来られたら、ぜひとも沖縄のおでんを食べてください。とくに女性には絶対お薦めしたい! 本土では入れないモノが入っています。それは……、テビチ! 豚足のことです。煮込んで柔らかくなったテビチの成分の殆どがゼラチン質です。

おでんダネとして手間隙かけて料理されたテビチは、アッサリしてて、ふわふわしてて、淡白な優しい味なんです。最初に、テビチを入れることを思いついた人はエラいなぁ。

さて、ゼラチンといえばコラーゲン! ゼラチンは、コラーゲンを精製・抽出して作った無脂肪の純良な動物性たん白質です。そのアミノ酸組成はコラーゲンと殆ど同じ。コラーゲンは、肌に酸素や栄養を供給し老廃物を取り除く機能がありますよね。素肌のみずみずしさを保ちシミやシワを防ぎます。

女性のなかには、食べ物を味よりも見た目で判断する方がけっこういらっしゃいます。「いやーん、豚の足って気持ち悪い~」なんて、敬遠する方も多いのですが、それって「美肌」になるチャンスを逃しているのかも。 
沖縄のおでんには必ず青菜が入っています
沖縄のおでんには必ず青菜が入っています。
もう1つ。沖縄のおでんには、本土で使われない青菜類が入っています。レタス、チンゲン菜、ほうれん草、空芯菜(エンサイ)などです。栄養バランスが大変優れた庶民料理なんですね。

南国沖縄、どこでおでんを食べられる?

「どこでも!」と答えておきましょう。本島、離島かかわらず、食堂、居酒屋などにはおでん鍋を用意しているところが多いんです。おでん専門店もありますよ。

地元の人に「このへんで美味しいおでんを食べられる店はないですか」と聞けば、必ず教えてくれるはず♪ 

【参考サイト】
那覇のおでん東大【インターネットうるま】
那覇の悦ちゃん【おでん博物館】

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