鳥やき サムライ From:札幌
カウンターで背中を丸めて飲む系も、大好きです(笑)。すすきのにある渋い焼き鳥のお店、「サムライ」。串が整然と並ぶ美しいネタケースといい、マスターの真摯な仕事ぶりといい、思わず写真を撮ってしまいました。サムライというより、侍ですね。▲とても細やかに串の世話をするマスター。見ていると、余計な焦げを落とすなど、丁寧な仕事ぶりに見入ってしまします |
▲鳥正肉は、大ぶりにカットした鶏を焼いてから切り分けるので、1人前2本付け。ジューシー! |
▲丁寧に串打ちされた鳥皮。左に見えているのは、つき出しの大根おろし。消化を助けてくれそう |
▲レバー好きも大満足のとろけるレバー。手羽先もおいしかったなぁ |
【DATA】鳥やき サムライ
札幌市中央区南4西5エレガンスフジイ第4藤井ビル1F |TEL 011-222-6977
カプリカプリ From:札幌
▲オーナーシェフの塚本さん。いい笑顔です |
白石区のイタリア料理レストラン「カプリカプリ」の塚本シェフ曰く、「南イタリア・シチリア州の伝統料理といえば、イワシとフィノッキオのパスタ。これを北海道に当てはめると、サンマでしょ」。なるほど!
フィノッキオとは、ウイキョウの仲間。葉と肥大した茎が、清涼感のある香りと甘味を持つ香草です。塚本シェフはこれを自家菜園で育てているんです。刺身にできる鮮度の脂のりのりのトロサンマを、フィノッキオ、魚のスープで炒め煮にして、シチリア風のアクセントに松の実の食感、干しブドウのやさしい甘味を加えます。
魚ダシとトマトの酸味がひたひたとしみ込んだサンマの身は、フィノッキオの清々しさと出合い、旨味がぐんと際立つんですよ。
▲9月半ばまでのメニューとなります |
食べ終わった後、シェフと「サンマがおいしくなると秋がすぐそこだね…」なんて、ちょっぴり切なく、名残惜しい気持ちになったりしました。ほんと、秋の気配がチラホラしてきましたものね。
【DATA】カプリカプリ
札幌市白石区栄通19-3-1 |TEL 011-851-1717
●http://www17.ocn.ne.jp/~capri96/
●カプリカプリの記事(ガイド小西が読売新聞で好評連載中:喜食満面~旬感覚