CONTRASTE From:札幌
空間はラウンジスペースとレストランスペースを、料理はブーダン・ノワールなどのフレンチとカツカレーなどの意外性のあるメニュー、さまざまなコントラストを楽しめる趣向です。店内が暗くて写真が思うように撮れませんでした。入口のイメージだけでごめんなさい!
【DATA】CONTRASTE
札幌市中央区南2西1 第5広和ビル1階
TEL:011-242-3066
http://www.musee-co.com/(姉妹店「ル・ミュゼ」のHP)
東洋肉店 From:名寄
これからの季節、外で食べるジンギスカンは、最高の北海道的休日の過ごし方です。▲名寄の「東洋肉店」の味付きジンギスカン、そして名寄産米のおにぎり |
ジンギスカンもいいのですが、せっかくなら道産羊のロースチョップをダイナミックに焼いて頬張るのはいかがですか? ご存知の方も多いと思いますが、ジンギスカン用の羊肉の99%は、オーストラリアやニュージーランドなどからの輸入肉。国産羊は生産頭数が少なく、羊と縁が深い北海道でさえ、飼育数はわずか5000頭前後といわれています。そんな道産羊肉はほとんどがレストランに卸されていますが、名寄市の「東洋肉店」はジンギスカンを含め、道産羊を小売りしている希少なお店です。
▲道産ラムのロースチョップ |
気候風土が違うと、羊の味も違います。寒い美深では、放牧による青草よりも干し草がエサの中心になるため、青臭さが抑えられて香りが穏やか。焼いていると、手に着く香りが干し草の匂いなんですよねぇ。
放牧と干し草だけではなく、幼い頃の一時期、そして肥育の時期には穀物飼料も与えなければなりません。ところが、ご存知のように穀類は凄まじい値上がり。「これからは品質を落とさず、穀物に代わる飼育法を模索していかなければ」という柳生さんのお話が印象に残りました。ここでも、穀物高が響いているのだなぁと、しみじみしたのでした。
【DATA】東洋肉店
名寄市西1南6
TEL 01654-3-5511
http://www.29notoyo.co.jp/
【関連サイト】
●http://matsuyama-farm.com/
「松山牧場」ではファームイン「トント」も経営しています。とても広々とした見晴らしを楽しめる場所です。夕食には、牧場産の羊肉が登場しますよ! こちらも夏の家族旅行におすすめ♪
あのBBC放送が、村上春樹氏のドキュメンタリー番組を制作するために取材に来たそうです。「羊をめぐる冒険」の舞台がここでは…という観点での取材依頼だったようですよ。どんな内容になるのか、見てみたいですね。でも、日本では放送予定はないのだとか。残念。
四季の舌鼓 おしどり From:留萌
年に1~2回お邪魔している留萌の寿司処「四季の舌鼓 おしどり」。お店の詳細は以下でご確認くださいませ。今楽しめる美味を画像でご紹介しますね。●留萌の食の感動を堪能できる「おしどり」
●こっそり耳打ち幻の鯖
▲こんなに透明感あふれるホヤは初めて。「イボホヤ」という種類だそうです。鮮度抜群なので、磯の風味が実にさわやか。独特の苦味は、日本酒をクイッと飲めば旨みに変わるのだそう |
(左上)解禁になったウニ。殻からむきたて(右上)夏のおしどりは自家菜園の野菜も登場。早摘みの春菊のイクラかけ(左下)締めてから6時間がベターな前浜の肉厚なヒラメ(右下)きりっとエッジのたったむきたてホタテ。臼谷産 |
(左上)このエリアでしか見かけないエゾシロツブ(右上)天塩のシジミは旨い!シジミのエキスたっぷりのお吸いもの(左下)やわらかな食感に驚き。ゆで方にコツがあるのだそう。タコの頭の握りは、足よりも風味強し(右下)「真実のホッキ」と名づけられたホッキの握り。ホッキ貝をむいた時に出る汁を煮詰め、そこで身をしゃぶしゃぶと軽く火を通したもの。生でもボイルでもない。両方の魅力をいいとこ取りしたおいしさ |
▲数量限定の幻の鯖を使った鯖の棒寿司。頬張った途端にとろけていく、ミルキーな鯖 |
【DATA】四季の舌鼓 おしどり
留萌市開運町3丁目6-2
TEL:0164-43-8118
http://www8.plala.or.jp/oshidori/