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中標津~標茶~別海をめぐる道東2泊3日の旅案内 お疲れのアナタに効く~10月の旅(2ページ目)

10月は平野部でも紅葉が少しずつ始まり、少し冷たく澄んだ空気がとても気持ちいい季節。そんな10月は道東をめぐる2泊3日の旅がオススメ。最近お疲れのアナタに効く心地良さがたっぷり!

執筆者:小西 由稀

■□■せせらぎが耳に心地いい温泉宿(中標津町)

【養老牛温泉・ホテル大一】は、道東屈指の人気を誇る湯宿です。
座り心地の良いイスが囲炉裏をぐるりと囲むロビーは、今年4月に改装されたばかり。あまりの心地良さに遅い時間まで宿泊客が集まる、団欒の場になっています。


自慢の温泉は内風呂のほか、渓流沿いに男女別2つの露天風呂と混浴の露天風呂があります。これからの季節は紅葉(例年10月15日頃)を、夜は星や月を眺めながらの湯浴みは、頭がホケ~ッと空っぽになる気持ち良さ


泉質は石膏食塩泉。嬉しいことに、翌日はお化粧のりが良かったんですよ。女性の皆さん、日帰り入浴もOKなので、大一のお湯で美肌を手に入れましょう(笑)。

夕食はヤマベやキノコ、山菜など山河の恵みに、近隣の魚介や地元産の牛肉ステーキをプラス。郷土色豊かな15品が並びます。全部食べきれず、悔しかった…。


朝食はバイキングですが、手作りのお惣菜がずらり。野菜をたっぷり使っているのが印象的でした。旅先では野菜が不足がち。嬉しい朝ご飯の内容に、元気がフツフツと湧きあがってきます。

ここでは天然記念物のシマフクロウを見ることができるんですよ! 生け簀の魚を狙って夜な夜な現われるのだとか。
私が滞在した日は、19時半頃と夜中の12時頃に姿を見せてくれました。この写真、ボケボケですがシマフクロウです(笑)。
予想以上に大きなカラダで、バサバサと飛び去る姿はなかなかの迫力でした。


木の温もりを大切に、窓の外の風景や音を効果的に生かした宿の造りは、居るだけで気持ちが和みます。それに加え、スタッフの笑顔やフレキシブルな応対が、ホント気持ちがいいんですよ。ウエルカム・ドリンク、餅つきなど、嬉しいサービスもいろいろ。人が人を呼ぶ宿。そんな印象を受けるお宿でした。

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宿のHPはこちら
 L客室は全29室。ロフト、露天風呂付きなどタイプはいろいろ。
  お勧めは渓流側の部屋。
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