広~い地平線が広がる十勝エリア。十勝のほぼ中心に位置する帯広より南側に位置する”南十勝”を旅してきました。
北十勝に比べ、観光スポットの少ないエリアですが、心がホッと和む素敵なスポットを探してきましたよ。
【INDEX】
●女性に人気!花畑でお弁当食べよ♪
●日本で唯一!幻の無殺菌牛乳との出会い
●六花亭の美術館でティーブレイク
●おばあちゃんの手づくりチーズにホッ♪
●南十勝へのアクセス
■□■女性に人気!花畑でお弁当食べよ♪(帯広市)
【紫竹(しちく)ガーデン】は、帯広市の郊外にある広大な花畑です。総敷地面積は約1万8000坪、花の種類は2200種。テーマごとにゾーニングされていて、北海道の珍しい野花も可憐な花を咲かせています。例年4月末~10月末頃まで季節の花々を楽しむことができます。
紫竹ガーデンの楽しみは、お花だけではありません。「食」も充実しているんです。
手づくりケーキやクッキーと一緒に楽しみたいのが、本格的なシアトル・コーヒー。毎週シアトルから空輸する新鮮な豆を使用。スチームミルクを注ぎながら葉の模様を描くカフェラテ(600円)は特にオススメ!
また、三色おむすびがカワイイ写真の花かご弁当やピクニックバスケット(各1000円)は、園内への持ち出しOK! お気に入りの場所でお弁当を食べることができるんですよ。今の季節、花々に囲まれてのランチって、最高ですよね♪
●DATA
紫竹ガーデンHP
■□■日本で唯一!幻の無殺菌牛乳(中札内村)
これまでの「牛乳観」を劇的に変える、すごい牛乳に出会いました。今年の5月に発売された【想いやり牛乳】(1本150円)は、無殺菌の生の牛乳なんです。
通常、牛乳は有害な菌を加熱殺菌して市販しています。いわゆる”牛乳臭さ”とか”お腹がゴロゴロする”は、生乳を加熱することで生じる現象なのだとか。
ところが、ここ「中札内村レディースファーム」では、人間の都合よりも牛にとっての心地良さを最優先。徹底した衛生管理で牛が過ごしやすい環境をサポートしているため、雑菌のない生乳を生産できるというワケです。
スタッフはすべての牛の名前と性格を把握するほど、愛情を注いで育てているのです。ちなみに、この子は今年生まれた「パー子」ちゃん。
で、肝心の味ですが、ひと口飲んだだけだと、言葉に言い表せないんですよ。冒頭に書いたように、誰もが知っている”牛乳の味”とはまったく違って、「こ、これが牛乳なの?!」と牛乳観がガラガラと崩れ落ちるのです。
強いて言えば、口の中がベタベタしないスッキリした後味、お風呂上りにビールの代わりに飲みたい感じ、水のような牛乳…。
スタッフの西本さん曰く、「搾ったままの牛乳って、本当はこういう味なんですよ」。いやぁ~ビックリです。
さて、アナタも飲みたくなったでしょ!?
ところが、想いやり牛乳は現在のところ、中札内村内と帯広市内の配送のみ。通販は不可。帯広に滞在予定の方なら、3日ほど前に連絡すると、宿まで配達してくれるそうです。
また、農場でも販売しています。牛舎の見学もさせてくれますよ。この夏には中札内の「道の駅」で想いやり牛乳と想いやり牛乳でつくったソフトクリームを販売予定。お楽しみに♪
●DATA
中札内村レディースファームのHP
住所:中札内村西戸蔦(非常にわかりにくいので要問合せ)
TEL0155-68-3137
▽お次は六花亭の美術館と素朴なチーズのお話ですよ▼