翌朝から派手に取り壊し!

2月11日、第53回さっぽろ雪まつりが閉幕しました。今年の来場者数は約230万人。歴代3番目に多い人数だったようです。
1週間、多くの人を楽しませた雪像も、危険防止のため翌12日早朝から取り壊し作業がスタート。ショベルカーで大雪像をガガガーッと一気に崩していく様子は、迫力もありますが、「あ~もったいない」が本音。この画像は12日のお昼の段階。モチーフはほとんと壊され、土台と背景の雪壁が残っている程度まで作業が進んでいました。雪像の元の姿が気になる方はココをクリックしてね。坊ちゃん列車と競争だ

雪像づくりに使われた雪は、自衛隊の5tトラックで約5700台分! 今年は12月に大雪が続いて会場に積雪が多かったため、例年より運搬量が少なかったそうです。とはいえ、それだけ多量に使われた雪、取り壊し後はどうなると思いますか?

1:5tトラックで再び除排雪される
2:薬品をかけて溶かす
3:放置される

雪像のその後は

そこで、雪まつり実行委員会の方に聞いてみました。
正解は3番。現在の大通会場(大通公園)には、大小の雪山ができています。「3月初旬まで放置し、ある程度解けるのを待ってから排雪するか否かを決める」のだそう。
小雪像はだいたい解けるのですが、中&大雪像はそうそう解けないので、結局は排雪する場合がほとんど。5700台分+元々の積雪をまんま排雪するより、解けたほうが運搬回数が減りますし、さらに雪に埋もれたゴミや残っている骨組みを撤去するにも都合がいいというワケです(大きな骨組みは解体時に撤去済み)。

ちょっと気になったので、雪まつりの予算についても聞いてみました。
今年の予算は1億3000万円。これはまつり全体の運営費であって、大通会場の場合、マスコミ7社の冠がついた会場(広場)の運営は各社でまかなっているのだとか。雪像の製作費、気になりますよね? ハッキリした金額は各社で違うので教えていただけませんでしたが、大雪像はン千万円近くかかってるのでは・・・とのこと。あの雪山がン千万円の夢の後か・・・と、しみじみ。

雪像のその後は

ところで、大通公園から排雪する雪はどこに捨てるのかご存知ですか? 札幌市内には例年55~56ヵ所の雪堆積場が設けられています。堆積場の許容量は3万~50万立方m。スペースに余裕のある堆積場に捨てられます。ところで、札幌市に年間降る雪はどれくらいだと思いますか?

1:2m
2:3m
3:5m

札幌の除排雪事情

正解は3番。こんなに積雪のある街に180万人が住んでいるのは、世界でも珍しいのだそう。札幌市が行政として道路の除排雪だけで札幌ドーム(東京ドームとほぼ同じ)の10杯分。そんな札幌市の年間の雪対策費はいくらだと思いますか?

1:1億円
2:80億円
3:160億円

正解はまたまた3番。堆積場に集まった雪はやはり放置され、少しずつ解けるのを待ちます。融雪槽や融雪溝はありますが、全体の1割程度という状況。融雪剤を撒いたりもしないのだそう。160億円も予算があるのに、昔ながらの方法が意外な感じがしました。きまぐれに降る雪の除排雪はよぽどお金がかかるようですね。堆積場では4~5月に「雪割り」という太陽に当たる表面積を増やすための作業をし、5~6月には雪が完全に解けるそうです。札幌の春はまだまだ先・・・ですね。

関連サイト
第53回さっぽろ雪まつりサイト
札幌市雪対策計画課

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