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子連れ旅行マニュアル〔2〕 乗物内でのマナー&楽するテク

あらためて見直したい公共の乗物(電車・飛行機・バス・船など)内でのマナーと快適に過ごすためのテクニックを身につけましょう。

小暮 祥子

執筆者:小暮 祥子

家族旅行・子連れ旅行ガイド

自家用車とは違い、子供と公共の乗物内で快適に過ごすためには親のちょっとした心がけが大切です。そのためのテクニックと周囲へのマナーを覚えておきましょう。

INDEX
     ■電車編  ■飛行機編  ■バス編


■電車編

【マナー】
赤ちゃんのうちは車内の物をなめないように注意
・衛生的にも問題があり、周囲の人にも不快感を与えます。なにか代わりになるようなおもちゃを持っていると便利。

ベビーカーの使用は状況を見て判断
本来、駅構内の階段の昇降や乗車中はベビーカーをたたんで子供を抱くのが基本。どうしてもできない時には駅員さんに声をかけて。ベビーカーを使いたいときはピーク時は避ける、などの判断も必要です。混雑した車内で子供をベビーカーに乗せたままの乗車はひんしゅくをかいます。だっこひももおすすめですが、横抱きの場合はママの足元が見えないので十分な注意を。

おもちゃやお菓子もマナーを守って
おもちゃは音の出ないもの、お菓子は食べこぼしのない物を選ぶのもマナー。個包装になったものや一口サイズのお菓子がいいですね。

騒ぐ子供を放っておかない、怒鳴らない
赤ちゃんが何をやっても泣き止まない時は時間に余裕があれば途中下車して外に出るのが一番。新幹線などのときは車両と車両の間にあるデッキに出てあやしましょう。話して分かる年齢なら、車内で飽きて騒ぎ出した時には、怒鳴らずに言い聞かせる事も必要です。大きな声を出されるのは周りの人にも不快なもの。更に子供が泣き出しでもしたら目も当てられません。

ゴミ袋やティッシュを持参して周りを汚さないように
車内で出たゴミをサッと入れてしまえるように簡単なゴミ袋は携帯しておくと便利。食べこぼしなどを拾うときのためにティッシュやウェットティッシュも用意しておくとベストです。

靴を履いたまま座席に上がらない
「すぐに降りるし」とか「靴も汚れていないし」なんて言い訳はしないようにしたいですね。

ホームで遊ばせない
子供も、その周りにいる人も危険です。とくに混んでいる時には子供からは目を離さず、ひとりにしないように注意しましょう。

【テクニック】
駅の情報は事前にチェック
最寄の駅、乗換えの駅、降りる駅、の駅構内のエレベーターやトイレ内のベビーベットの有無など、事前にチェックしておくと予測がつくのであわてません。→らくらくおでかけネット

プリペイドカードなどの利用
子連れで乗換えのたびにいちいちお財布を出して券売機にならぶのも一苦労。乗換えが多かったり電車をよく利用するなら各利用電車のプリペイドカードなどを買っておくのもひとつの手です。→パスネットSuicaイオカード

指定席の発売日に予約して希望の席をおさえる
おすすめは禁煙車両の一番前。一番前の席は足元にスペースがあるので手荷物を置いたり、床にシートを敷けば赤ちゃんが遊ぶこともでき、前に人がいないので迷惑をかける心配もなし。ぐずってもすぐにデッキに出られます。逆に一番後ろの座席も席の後ろの隙間に荷物やバギーなどを入れられて便利。ただし荷物の管理は自己責任で。

グリーン車のひとりがけシートもねらいめ
新幹線のグリーン車にあるひとりがけの席は赤ちゃんとふたりのおでかけには便利。グリーン車は座席の周りも広いので荷物なども置けるし、授乳なども周囲に気兼ねせずにできます。

長旅なら赤ちゃん用の施設を利用
新幹線にある『多目的室』は授乳などに利用できるスペースです。座席を予約する時に近い号車をとると便利。また、小さな赤ちゃんで他人の中での長旅が心配なら個室をとるのもいいかも。
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