ネットブックでは物足りない方へ

昨年発売されたASUS社のEeePC以降、ネットブック全盛とも言えるほど小型で安価なネットブックの売り上げは伸びています。ネットブックに共通しているのは「必要最小限」の性能を小さな本体に詰め込みながら、なおかつ安価であることが挙げられるでしょう。これはIntel社のAtomプロセッサに代表される安価なCPUを採用することで価格を抑えることに成功しています。
Atomプロセッサに代表される超低電圧CPU採用のネットブックは大ヒットとなった

Atomプロセッサなどの超低電圧CPU採用のネットブックは大ヒットとなった

しかしネットブックには性能という大きな足枷があります。CPUの処理能力が数年前程度の性能と高くなく、画面の表示能力もWindows Vistaに対応出来ないほど非力なものが多くなっています。これはWindows XPを採用しているためそれほど問題にはなりませんが、1台目のパソコンとして使うのは難しいでしょう。

そんな中、性能的には標準的なCPUに近く、なおかつ安価な超低電圧のCPUが現れ採用され始めています。Intel社ではこれを「CULV」としていましたが、今回紹介するLenovo社のIdeaPad U350もこのCPUを採用した「非ネットブック」のパソコンです。

Windows Vistaでも問題なく動作する処理能力の高さと手ごろな価格、そして信頼性が求められるビジネスパソコンの世界で高い評価を得ているThinkPadで有名なLenovo社の技術が採用されたこの製品は、他の「非ネットブック」とはひと味違う製品に仕上がっているようです。
Lenovo IdeaPad U350

Lenovo IdeaPad U350


どんな作業にも必要十分な性能

それでは性能面から確認していきましょう。今回お借りした機種は、CPUにCore2 Duo SU9400 1.4Ghz、メモリは4GB、HDDの容量はなんと500GBもある最上位の機種です。この中でもHDD容量はデスクトップパソコンに引けを取らないほどの大容量なので、写真や音楽のデータを保存してもよほどのことがなければ不足することはないでしょう。
性能には全く文句ない

性能には全く文句ない

ちなみに廉価版の機種でも250GBと比較的大容量のHDDを採用していますし、メモリは全ての機種で4GB搭載しています。Windows Vistaはメモリが多ければ多いほど安定して動作するため、これは大きなメリットになるでしょう。

いずれの性能についてもネットブックと比較して余裕があるため、インターネットやメール以外の作業も問題なくこなせました。CPUもクロック数こそ控えめですがデュアルコアCPUのためもたつきは感じられませんでしたし、イライラして待つ事もありませんでした。