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ロンドン編ダヴィンチ・コードの舞台を巡る

舞台はパリからロンドンに移り、ストーリーはクライマックスに。

執筆者:奈良澤 充

そしてロンドンへ

パリのルーブル美術館から始まったストーリーは、”聖杯”を求めて舞台はロンドンへと移ります。

 

”聖杯”伝説の中心、テンプル教会

要塞のような重厚な教会の外観。
十字軍の創設後、聖地エルサレムへの道を守るために結成されたのがテンプル騎士団で、その騎士団が駐屯する城として各地に設立されたのが、テンプル修道院やテンプル教会です。

教会は、ウォーター・ルー・ブリッジとブラックフライアー・ブリッジの間のテムズ川北岸のエリアにあり、対岸にはサウスバンク地区が望めます。

今まで観光ガイドブックに紹介されていなかったこの教会が、パリのサン・シュプリス教会と同じように、今では多くのツーリストが訪れているそうです。

Temple Church

アクセス:地下鉄サークル・ライン、テンプル駅

 

ロンドン大学キングス・カレッジ

1829年にジョージ4世とウエリントン卿により設立され、現在では約20,000人の学生が学ぶロンドン最大の大学。24箇所のエリアに学部が分かれていますが、宗教学部は小説にも紹介されているように、国会議事堂(ビッグ・ベン)に近接した地域にあります。

小説では、主人公がキングス・カレッジの組織神学研究所のコンピューターで暗号解読を試みます。

King's College of London

 

ロンドン最古の公園、セント・ジェームズ・パーク

公園から望むバッキンガム宮殿。
ヘンリー8世が狩猟を楽しんだ場所を1532年、ジョージ4世によって設立されたロンドン最古の公園。バッキンガム宮殿やチャールズ皇太子の居館として有名なセント・ジェームズ宮殿に隣接しており散歩コースに最適です。また、ロンドン最大のショッピングエリア、ピカデリーサーカスへも徒歩圏内で、ショッピングを楽しんだ後にチョット一休みするのも良いでしょう。

この静かな公園の一角で、真犯人がまた別の陰謀を図ります。

 

英国王室の歴史を見守ってきた、ウエストミンスター寺院

威厳と荘重さを感じる、ゴシック建築の代表作。
1066年、エドワード1世によって建造されたゴシック様式の大聖堂。英国王の戴冠式や王室の結婚式など、英国王室すべての冠婚葬祭がここで行われています。

また、この寺院は、著名人の墓所としても有名で、ニュートン、シェークスピア、エリザベス1世、スペンサーなどの墓があります。

トム・ハンクス、オドレイ・トトウ、ジャン・レノのキャストで2006年5月に公開される小説と同名の映画で、この寺院でのロケを申請したそうですが、”ストーリーが神学や宗教の史実と異なる”との理由で寺院がわは撮影を拒否したそうです。

Westminster Abbey

Parliament Sq
Tel: 020 7222 5152
Open: 09:30-16:45

 

関連サイト:ロンドンのホテル

 

 

 

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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