海外旅行の準備・最新情報/海外旅行関連情報

フェラガモの魂を受継ぐアート・ホテル

フェラガモの高品質に対する情熱を、ホテルでのサービスを通じて表現したのがギャラリーです。

執筆者:奈良澤 充

フェラガモの魂とルネッサンスの精神を受継ぐ隠れ家ホテル

ロビーに展示されている現代アート。3ヶ月毎にすべて入れ替えられる。
「天井のない美術館」といわれるイタリアの古都フィレンツェ。ルネッサンスの香りを感じながら、ドゥオモからポンテ・ヴェッキオへ石畳を歩くこと約10分、ヴェッキオ橋手前の路地を右に曲がるとギャラリー・ホテル・アートがあります。

オーナーはあのサルバトーレ・フェラガモ。フェラガモの、世界各地からのゲスト一人一人に合った新しいパーソナルな製品を提供するという、高級品分野で築き上げたノウハウを、ホテル分野でも”おもてなし”を通じて提供したい、という願いから1999年開業したのがギャラリーです。

ギャラリー・ホテル・アートはその名の通り”ギャラリー”としての役割も果たしています。ロビーやパブリックスペースには若手アーティストのコンテンポラリーアートが展示され、3ヶ月毎に他の作品に変更されています。メディチ家が芸術家を支援したように、ギャラリーは21世紀のアーティストに活躍の場を提供することにより、ネッサンスの精神を今も受継いでいるのです。

 

白とブラウンを基調としたシャープなデザインの客室

ペントハウス・スイートのテラスに置かれるディ・ベッド。
客室は、スタンダード、スーぺりアー、デラックス、デュプレックス・スイート(メゾネット)、ペント・ハウス・スイート5タイプで全60室。どのタイプも白とブラウンを基調とした直線を生かしたデザインです。また、バング&オルフセンのテレビ、CDプレーヤーなど最新機器を完備しています。

中でもおすすめなのが8階建てホテルの最上階にある”ペント・ハウス・スイート”です。テラスにはデイ・ベッドが置かれ、フィレンツェの象徴ドゥオモを背景に朝食を楽しんだり、フィレンツェの夕景からを眺めながらシャンパーングラスを傾ければ、まるでリゾートホテルに居るようなリラックスした時間を満喫できます。

 

フィレンツェに和食ブームを巻き起こしたフュージョン・バー、SHOZAN

ホテルエントランス脇のフュージョン・バー、”ショーザン”のテラス。
フェラガモ・ファミリーがパリに訪れた際、パリに本店を置く日本人オーナーの創作和食レストラン、”SHOZAN(ショーザン)”を大変気に入り、ギャラリーに誘致したのがフュージョン・バー・ショーザンです。

和、フレンチ、イタリアンをフュージョンしたメニュー構成で、地中海の素材を日本的にアレンジした創作料理や特別にデザインされたスタイリッシュな食器やグラスがフィオレンティーナ(フィレンツェ子)に評判になり、ワインや料理に大変保守的で他を決して受け入れないフィレンツェで和食ブームが巻き起こりました。

ホテルエントランス脇にはテラスが置かれ、ホテルゲストやフィオレンティーナが日付が変わる時刻を過ぎてもトスカーナ・ワイン片手に古都の夜を愉しんでいます。

 

Gallery Hotel Art

Vicolo dell'oro 5 50123 Florence Italy
Tel: 39 055 27263 Fax: 39 055 268557

 

<日本での予約・問合せ>

ステアリングアンドアソシエイツ

Tel: 03-5771-2500 Fax: 03-5771-2525
E-mail: info@sterling-jp.com

 

<関連サイト>

フィレンツェのおすすめホテル

イタリアのおすすめホテル

フェラガモのフェラガモ博物館[From AllAboutイタリア]

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます