ホテル選びにはその旅の目的にあった、立地・ホテルのタイプ・宿泊料金・宿泊パーケージの内容の選定が必要です。宿泊料金の金額だけに目を奪われ、税金・朝食・空港への送迎などを含めると結局、他の商品の方がお徳だったり、立地が悪いために往復の交通費がかさんだり・・・・。そんな苦い経験はありませんか? 今回はロンドンを例に、“失敗しない、上手なホテル選び”を御紹介します。
まずは案内された宿泊料金に“何と何が含まれているか”確認しましょう。英国では、VAT(付加価値税)17.5%が客室販売価格に加算されます。これを販売価格200ポンドの客室で計算してみると、VAT込み・朝食込みの場合とVAT別・朝食別では一泊につき、何と約70ポンド(約13、600円! 1£/¥195)もの差が出ます。この差額で毎日高級レストランのディナーを楽しめます。ホテルを選ぶ際には、税金・朝食・空港または市街地への送迎(特にリゾートの場合)などが料金に含まれているか否かを確認してから販売価格を比較しましょう。
殆どのホテルで税金・朝食が含まれているイタリアと違い、ロンドンの場合、ホテルにより料金体系はまちまちです。又、朝食が含まれている場合でも、その形式がコンチネンタル(パン、コーヒーのみで卵料理なし)なのか、アメリカン(卵料理、パン、コーヒー、フルーツ)なのか予め確認した方が良いでしょう。追加オーダーの差額を請求されて後悔するケースがよくあります。
それでは、旅行の目的にあわせて宿泊エリアを選んで見ましょう。東京より高いロンドンのタクシー、宿泊エリアを間違えると結構な出費になります。