旅の準備・お得・便利/交通手段の技ありテクニック

お得なバスツアー利用法と注意点(2ページ目)

最近は、日帰りバスツアーや、バスを利用した旅行が、幅広い層に人気。今回はそんなバスツアーの魅力や人気の理由、そして注意点や楽しむコツをお届けします

村田 和子

執筆者:村田 和子

旅の準備・お得・便利ガイド

バス旅行の注意点とコツ

魅力的なバスツアーですが、満喫するにはちょっとしたコツと注意が必要です。以下をポイントに見ていきましょう。
・コース選びは吟味して
・天気や渋滞に弱い一面も
・最低催行人数は必ず確認
・車中を快適に過ごす工夫を
・時間厳守は基本

■コース選びは吟味して
一日行動が決まってしまうので、コース選びはしっかり吟味しましょう。
これを間違えると楽しいはずの旅が苦痛になってしまうことも。

具体的には、バスツアーは時間が限られているため、自分の思いとは裏腹に、滞在時間が少なかったり、下車ではなく車窓から見学ということもあります。また格安バスツアーの場合、昼食や入場料がツアー代金に含まれていないことも。

バスツアーのパンフレットには出発と帰着の予定時間と、立ち寄りスポットだけが明記されている簡易なものが多いので、じっくり見学したいと思っているところがあれば、申し込み前に、”どれくらいの滞在予定なのか”を電話などで確認するといいでしょう。

■天気や渋滞に弱い一面も
屋外の観光などの場合は、雨の場合の対応も確認しましょう。例えば味覚狩りなどの場合、雨の場合は中止となり、別のスポットへいくことも。

また渋滞に巻き込まれた場合などは、滞在時間が少なくなったり、観光予定地を飛ばすこともあります。混雑が予想されるときには、出発時間を早めたり、出発地を限定して対応をされている会社が多いですが、心配な場合は対応を確認しましょう。

■最低催行人数は必ず確認
バスツアーは一般的に、最低催行人数を多く設定していることが多く、催行人数に満たないと中止となってしまいます。最少催行人数30人などというものも少なくないので、申込みに当たっては、最少催行人数と申込状況(人数が集まりそうかどうか)などを聞くことをお忘れなく。

■車中を快適に過ごす工夫を
バスツアーは、どうしても移動時間が長くなりがち。車内で快適に過ごす工夫をしましょう。足置きやスリッパなどを準備したり、お手洗いが気になるところではありますが、水分を取ることもお忘れなく。ロングフライト症候群(エコノミー症候群)は、飛行機だけではなく、車やバスの場合も注意が必要です。

■時間厳守は基本
最近のバスツアーは、「観光スポットに到着したら自由行動。出発時間に各自バスに戻る」というものが多いので、集合時間を守ることは、参加の必須条件です。

遅刻は、他の方にご迷惑になるばかりでなく、一定の時間を超えるとバスが待たずに出発してしまうことも。くれぐれもこの点は注意しましょう。

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